盂蘭盆会法要【西願寺永代経過去帳開闢法要】
盂蘭盆会法要並びに西願寺永代経過去帳開闢法要をお勤めいたしました。
大変な酷暑の中、多くの門信徒の方々にお参りいただきましたこと大変有難く思います。
法要では、西願寺永代経過去帳を奉献し、表白文の中で都市開教30周年記根に際し
特別永代経懇志をご進納くださいました方の故人様の法名とお名前を読み上げご懇念に感謝を申し上げました。
また、参拝者の皆さまがご持参くださった過去帳・お位牌を、本堂内陣にご安置し、法要を執り行いました。
「正信偈六首引き」をお勤めし、引続き大江和正師(王子布教所)よりご法話がありました。
大江師からは、お盆の由来や『仏説無量寿経(重誓偈)』に説かれてある阿弥陀さまのお心を中心にお取次ぎくださいました。
両日とも法要後、お参りの皆様とお斎弁当と坊守特製ゴマ汁でいただく冷や麦を美味しくいただきました。
お斎の場は、食事をいただきながら先立っていかれた人びとの遺徳をしのびつつ、仏法を語り合い、
世間話などをするなど、和やかなひとときとなりました。
永代経懇志の進納について(お願い)
亡き人を縁として永代経懇志を上げていただくことで、西願寺永代経過去帳に法名等を記載し、
将来にわたって(永代に)読経し亡き方に感謝申し上げます。
西願寺が、永代経懇志によって護持(維持)されることで、この先もあなたの子孫・後の世の
人々まで心のよりどころとできるよう永代に念仏のみ教えを受け継ぎます。
永代経懇志は、葬儀や中陰法要、年忌法要などを機縁に納める慣わしがありますが、
随時お申し込みを受け付けております。
詳しくは西願寺までお尋ねください。
今年の盂蘭盆会から、参拝者の皆さまにご持参していただいた過去帳・お位牌を本堂内陣に
ご安置し、法要を行いました。また、諸事情により法要に参拝が困難な方、ご自宅にてお盆のお勤めがが困難な方
のために、法名奉呈用紙を西願寺にご送付のご案内をさせていただきました。
多くのご家庭よりお申込みがあり、御尊前に法名用紙を奉呈し法要を行いました。
来年以降も過去帳・お位牌・法名奉呈用紙を奉呈し、亡き人を偲び敬ってお勤めををいたします。
西願寺本堂において、盂蘭盆会法要をお勤めいたしました。
新型コロナが5類に引き下げられて初めての盂蘭盆会法要に、多くの門信徒の方々にお参りいただきましたこと
大変有難く思います。
引続き大久保悟師(三郷布教所聞信寺住職)よりご法話がありました。
大久保悟師からは、
「『仏説阿弥陀経』には、西方十万億仏土を過ぎて極楽という世界があり、阿弥陀と号する仏が今現に
法を説いている……と説かれています。今、この瞬間も私に仏の願いの中で共に生かされて生きている
「いのち」の真実を説法しているのです」とお話しいただきました。
お斎の場は、食事をいただきながら先立っていかれた人々の遺徳をしのびつつ、仏法を語り合い、
世間話などをするなど和やかなひとときとなりました。