坊守日記(9月)      【更新9月1日】

2025年09月01日(月)  10:26

坊守日記(9月)

IMG_1332.jpg

あ~暑い🌞🌞冷房の部屋から出たくないよ~と、毎日、思っているのは坊守だけでしょうか?

暑いから外に出ない!わけにもいかず、坊守の午前10時ごろまでの、日課を始めます。

                  本堂のお内陣の花瓶(かひん)にお水を挿して、

                        IMG_1350.jpg

                  外の植物にお水をあげて、

                       IMG_9734.jpg IMG_0416.jpg

                   メダカにご飯をあげて、

                       IMG_9740.jpg

 

                   メダカの鉢に日陰になるように「傘」を置いて

           IMG_7389.jpg

掃除をして、シャワーを浴びます。たくさんの汗をかくので、痩せているのかもと期待をして

「体重計」に乗ると残念なことに増えていたりします。不思議です。

 お盆も終わり、坊守が感じたことがあります。

「ご先祖さまを大切にしましょう、今あるご自分は、お父さんがいて、お母さんがいて、おじいちゃんがいて

・・・のおかげです」とわかっていても、ついご自分が優先で「忙しいから」「他の予定があるから」を理由に、

お参りを後回しにされているご様子に気がついてしまいました。

 気がついたには、きっと坊守が59歳になったからでしょう((笑))坊守も若いころは「忙しい忙しい」と

いいながら「大切なこと」を忘れていることがたくさんあったことです。

今になって後悔(あーしておいたら・こーしておけば)する羽目になっています。

 亡くなられた方のお話をすると「厳しい父でした」とお話される方がいます。しかし、「だから父が大嫌いです」

と付け加える方はいません。

 坊守の父もめちゃくちゃ厳しい父でした。現在の娘さんが「パパ友」のように仲良く腕を組むことができるよ

うな父ではなく「お父さん」と呼ぶのも、ちょっぴり怖かったりもしました。ましてや、腕を組んだことなど1

度もありませんが、厳しい分、今ある坊守にお育てしてくれたことに感謝しています。

「ありがとう、お父さん」と声をだして伝えておけばよかったと思っています。

 せっかく西願寺を通して、浄土真宗の教えにご縁がありましたことをまずは「大切」にしていただきたいと願

います。

🍵彼岸会法要後のご案内

彼岸会法要後の茶話会では、京都・中村藤吉からお取り寄せをする「抹茶ゼリー」がお茶菓子です。

お参りされた皆さまのお口に合えば幸いだな~思いながら、坊守が選んでいます。

お土産のお花を準備させていただきます。

お帰りの時にお花を選ぶ楽しみ、そして、ご自宅で癒していただけたら嬉しいです。

初めての方、他宗の方でお彼岸を勤めたい方、是非、皆さまのお参りをお待ちしております。

 

 

 平和の鐘・共命鳥pdf (0.6MB)pdf

              ↑↑↑↑クリック

2025年07月31日(木)  18:22

坊守日記(8月)

IMG_1332.jpg異常な暑さです。と、一昨年の坊守日記にも書いていましたが、またまた、

     今年も同じ言葉を書かせていただきます。

     皆さま、無理は禁物です。くれぐれもご自愛しながらお過ごしください。

 先日、久しぶりに実家(佐賀県伊万里市)に帰省しました。子ども達は7年ぶりです。

 きかっけは「母に長女の婿さんと孫に逢わせよ~」でした。

 成田空港に向け、朝、4:15にお寺を出発、長女も孫も同じく出発。

 お婿さんは仕事の都合送迎だけになりました。

 息子は京都から、福岡空港ニッポンレンタカーでの合流をめざして、始発の新幹線に乗車です。

 12:00に無事に実家に到着しました(やはり、遠かったです💦)

            611F8D2E-.png

  「お母さん、ただいま」

  「おばあちゃん、久しぶり」

  「なっちゃんね~あきなちゃんね~(光潤のことを指さし)なっちゃんの彼??違うよ~光潤だよ!」

  大爆笑で、始まった再会でした。

 一緒に伊万里ちゃんぽん(帰省したら絶対に食べたい!)・牧のうどん(埼玉にはないふりゃふりゃうどん)を

 食べに行ったり、スーパーに買いものへ行ったり、市役所に行ったり、草取りをしたり・・・

 住職は母が、たいへんお世話になっているヘルパーさんとケアマネジャーさんと今後の話をしたり・・と

 濃厚な時間とお母さんに逢い話すことができとても嬉しくもあり、別れる時はとてもつらくもあり

 車に乗せてしまい、一緒に埼玉に連れて来たくなりました( ;∀;)

 今回、帰省をして1番感じたことは、

 もうすぐ1歳になる孫、20代30代の子どもたち、50代の住職と坊守(50代最後の誕生日、59歳になりました)

 と80代の母。

 みんな年齢は違えども、みんなそれぞれの生き方、人生を歩んでいる中で、悩みや心配ごとはつきないことを

 深く感じました。

 長女ママは孫を育てながら、

 「なんで!じっとしてくれないのだろ?なんで!」と、悩み

 孫は

 「ここで抱っこはいやだ!ハイハイしたいの~」と、ママの願いは届きません。

 坊守も子育て奮闘中には、たくさん、悩みました。今も子どもたちのことで、悩むことはありますが((笑))

 80代の母は坊守に、

 「顕真(住職)はわがままでないか?佳奈子さんに苦労をかけていなか?」と、聞いてきました。

 半分程度は頭でわかり、半分程度は忘れてしまっている母です。

 先ほど話したことは、忘れているのに、やはり、息子のことは心配していました。

 何歳になっても「親の心 子知らず」です。

 お母さんに再会できたことは、家族の心の宝物になりました。

 大切な時間を過ごせたのは、母のおかげです。ありがとうございました。また、逢えること願っています。

 

2025年07月03日(木)  15:33

坊守日記(7月)

IMG_1332.jpgこんにちは。毎日毎日暑く、エアコンをつけずにはいられない日が続いています。

今日は、朝からしとしとと、雨が降っているので太陽がギラギラしていないぶん過ごしやすいです。

 実は毎日、お寺の掲示板付近に「みみず」の死骸をたくさん見つけます。

 その話を住職に話すと「朝、散歩をしていると色々な場所で見かけるよ」と、教えてくれました。

坊守も気にしながら、道路を見るようにしたら、なんと住職の言うように「みみず」の死骸がたくさん・・・

それもカラカラになった「みみず」です。

 坊守「かわいそうに、温暖化で土の中が暑く、外に出てみたら、

    それ以上に熱くアスファルトの上で死んでしまうのネ」

 娘は現在「東京仏教学院」で浄土真宗の教えや勤行を学んでいるからか、こんな質問を住職にしました。

 娘 「みみずも死んだら、お浄土に往(行)くの?」

 住職「そうだよ、命あるものみんなだよ」

 娘 「そうなんだ」

坊守は、住職が嬉しそうに答えていた顔の方が気になりました((笑))そして、その後に発言した

 坊守「ねえ、乾いたみみずを水に漬けてあげたら、生き帰ったりして」

 住職「えっ」

 娘 「はぁ、ママ、大丈夫・・」

 坊守「干しシイタケのように、原型に戻れたら善いのに、そう思わない??」

 娘 「やめなさい」

どちらが親なのかわからない立場になり

 坊守「はい」と返事をして、この会話は終わりました。

    『手のひらを太陽に』

    ぼくらはみんな 生きている

    生きているから 歌うんだ

    ぼくらはみんな 生きている

    生きているから かなしいんだ

    手のひらを太陽に すかしてみれば

    まっかに流れる ぼくの血潮(ちしお)

    ミミズだって オケラだって アメンボだって

    みんな みんな生きているんだ

    友だちなんだ

 この童謡は、名曲ドリフターズの「いい湯だな」を作られた「いずみたく」さん、アンパンまんの

「やなせたかし」さんが、作詞した童謡です。住職が娘に答えた「命あるものみんなだよ」と「みみず」が、

重なって歌と曲になって、坊守の耳に聞こえてきましたので、ご紹介します。

厳しい暑さこれからが本番です。くれぐれもご自愛ください。

 

2025年06月01日(日)  07:15

坊守日記(6月)

IMG_1332.jpg世界卓球(日本)応援をしている坊守ですが、中国は強いです。

ここを勝てば金メダル!「がんばれニッポン」なんて盛り上がっていると負けています(´;ω;`)ウゥゥ。

努力の塊を感じる中国選手はどのくらいの練習をしているかと考えると、頭が下がったりしてしまいます。

 お寺の初孫は、まもなく10ヶ月になります。逢う度に成長している姿に、坊守=祖母

(孫にお願いするならば、大ママと呼んでくれたら幸いです)は、多くのことを学ばせてもらっています。

 ハイハイと匍匐(ほふく)前進ができるようになった孫から、教えてもらったことの1つ

 娘「ママ、〇〇の洋服にほこりがついてる~」

 坊守は孫が来る日は、特に念入りに掃除をしているのにそんなはずがないと孫を抱きかかえると

 坊守「あらら、〇〇ごめんね。」

 昔、住職に言われたことを思い出しました。

 そんなに一生懸命、掃除をしてもほこりやちりは、取り除けないよ!

 そういえば、窓越しの太陽の光に当たると、小さなちりがたくさん見えます。

 また、暗い部屋にスッポトライト(光)を充てると見えます。

 それを、さすがに掃除機で吸い取ることはできません。ちりに気がつく「光」が大切です。

 これは、阿弥陀さまの光と一緒です。このごろの坊守は仏さまのお話を聞く(=ご聴聞)と、

自分の心が落ち着きます。これは、58歳になったからだと思います。20歳の時に感じることはなく、少しずつ、

繰り返し繰り返し聞かせていただくことによって、坊守の心にあるちりやほこり=(悩み、ねたみ、欲望・・)を、

ご聴聞させていただくことで、ひとつ、ふたつ・・と減らせます。でも、不思議なことに、また、いっぱいになります。

一生懸命、掃除をしてもほこりやちりは、取り除けないよ!と一緒です。

胸に付いたほこりから、阿弥陀さまの光に照らされているこの坊守がいること、孫の話しを通して教えていただけること

に嬉しくなります。

ちなみに、坊守の1歳の時の写真と孫はよく似ています。

白黒写真に昭和を感じますが、また、携帯のアプリ(チャットGPT)で加工、娘に教えてもらいました。

        IMG_4358.jpg IMG_4359.jpg IMG_4360.jpg

           坊守の若い頃((笑))         孫          住職・坊守・孫

1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 ...
今日の予定