坊守日記(7月) 【更新7月3日】
坊守日記(11月)
今日(10月27日・日曜日)は、早朝8:00からお寺ヨガが開催されました。
ミエコ先生と参加された皆さま(坊守も)と、お勤めをして、住職からのミニご法話をいただきます。
今日のご法話は、選挙のお話から、必勝のだるまさんのお話し、そして、「七転び八起き」への結末。
「七転び八起き」の意味は、めげずに立ち上がることを意味することわざです。
でも、7回転び、8回起き上がるのかわかりますか?
1回目の起き上がることは、自分みずからはできないことで、産まれて初めて起き上がるのは、
誰かの手を借りて起き上がるから、転ぶより、1回多いのです。と、お話をいただきました。
8月に産まれた孫のことを思い出しました。確かに今は、自分では何もできないけれど、
起き上がらせてくれる誰かが存在する・・生まれた時から誰かにお世話していただいたお陰で、
この私がいるのです。
また「泣く」という字は、水(涙)に立つそうです。お腹がすいたら泣く、ご機嫌が悪くなったら泣く、
孫、坊守も(笑)いくつになっても、泣いては立ちあがり、泣いては立ちあがりの繰り返し。
今回、西願寺30周年法要と祝賀会に向けて準備をしています。
30年はあっという間、無我夢中でした。
時々、振り返ることがあります。
見かけは民家のようなお寺に、たぶんお参りされた皆さまは、少し戸惑ったことでしょう。
お寺のイメージは、山門があって、大きな本堂に、庫裏(くり)がボン・ボンと建っているのがお寺だと思います。
しかし、西願寺は、30年前に久喜市に浄土真宗本願寺派のお寺がないということで、布教所として活動をはじめた
ばかり、お葬儀のご縁から、ご法事へとご縁が深まり、さて、お寺にお参りしてみると「あれ?」その「あれ?」
とは歴史のあるお寺さまと、比べたら建物のハンデを埋めれるよう勧めてきたことです。
今日の住職からのミニご法話に実は、坊守は泣きそう、涙が出そうになってしまいました。
「七転び八起き」西願寺を開設してから、30年、このことわざを今日、住職からお話ししていただくのか~
坊守の人生と一緒だな~転んでは、ご門徒の皆さま、寺族、多くの皆さまに助けていただき、起き上がれるよう
にしてもらえた「だるま」だからこそ、今があるのだな~と、感極まってしまいました。
西願寺の30周年をお迎えできることは、ひとりではできないことだと、つくづく感じました。
お陰さまで、ありがとうございます 合 掌
坊守日記(10月)
急に涼しくなり、暑い中で、汗をかきながら、気合でしていた掃除や洗濯が、少しやる気も
失せてしまうような1日です。何事も徐々にお願いしたいと思ってしまうのは、坊守だけでしょうか?
先日のお彼岸会では、緊張の講師を勤めさせていただきました。前日の晩から、ソワソワと
落ち着つきがなくなり、寝ていても何度も目が覚めたり、当日も法衣に着替えたら、ドキドキと
手に汗と相変わらずの坊守でした(笑)お参りしていただいた皆さま、ようこそ、ようこそ、
ありがとうございました。
ご法話の講題は「仏の子」、その講題に合わせてご紹介させていただいた
『われらは ほとけのこどもなり うれしいときも
かなしいときも みおやのそでに すがりなん』
『われらは ほとけのこどもなり おさないときも
おいたるときも みおやにかわらず つかえなん』
※みおや=仏さま
仏さまは私たちの起きている時も、寝ている時も、良い事をしている時も、悪いことをしている時も、
忘れてしまっている時も、いつでもどこでもどんな時にでも、私たちを見守っていて下さいます。
私たちは時々仏さまを拝みます。 でも、仏さまはいつでもどこでも私たちを見ていて下さいます。
子どもの時にだけでなく、大人になっても、よぼよぼになっても、寝たきりになっても、いつでもどこでも
だれでもです。こんなにありがたい、こんなに心強い、こんなにうれしい、こんなに幸せなことはないと思い、
ご紹介させていただきました。
この世の縁が尽きた時、お浄土の世界へと生まれ、仏さまになります。それが「浄土真宗」といいます。
いつも、私たちは「なもあみだぶつ・なもあみだぶつ」とたくさんのご先祖さまや先立たれた皆さまを偲びます。
だからこそ、この私は、ほとけの子どもなのです。と、緊張気味の坊守は、原稿を用意していましたが、
その原稿通りにはお話することができませんでしたが、無事に終わりました。
茶話会では、坊守が台所の生ごみを、冷蔵庫に入れようとしたお話に「え~ヤバい」と驚かれながらも、
「他のことを考えていたからよ~まだ、大丈夫、大丈夫」と、優しいお言葉をかけていただきました。
実は、冷蔵庫の前に立つ坊守は、結構、マジ!大丈夫か?若者風に言って、寒気と老いを感じてしまいました。
これからもお付き合いのほどよろしくお願いいたします。
秋の彼岸会法要
よろしくお育てくださいますようお願い申し上げます
坊守日記(9月)
本当に「日本」も砂漠になってしまうのではないか?と思うぐらい、毎日が暑く、息苦しく感じるこ
とのある坊守です。ご門徒の皆さまは、お元気でしょうか?
無理をせずに、くれぐれもご自愛ください。
8月のお盆前に、お寺にお嫁さんとご一緒にお参りしてくださったお久しぶりのTさま。
Tさまは、ご門徒の皆さまとご一緒にご本山にお参りをした「仲」の方です。
いつも、ご本山にお参りした時に起きたハプニングを「忘れていませんからね」と、坊守に話してくださいます。
坊守日記を読んでくださっている皆さまにむけて、その時のハプニングを書きます。
バスに乗って、大谷本廟にお参りに行きました。Tさまは大きなバックを持っていたので、バスの添乗員さんに
坊 守「バスに置いて、お参りをして良いでしょうか?」と聞くと、
添乗員「全部、持って降りてください」
と答えました。
坊 守「また、このバスに戻ってくるのに・・」
添乗員「貴重品が紛失したり、バックが紛失したり・・」
正論!坊守が添乗員さんなら、そうお話するかもしれません。しかし、なぜか、その正論に腹が立ち(短気な坊守)
坊 守「この会は、お寺の旅行会(団参)です。
一般の観光の旅行ではありません。
思いやりの心を大切にしていただけませんか(# ゚Д゚)」泣きながら訴えてしまったのです。
坊守が泣きながら、人に訴える姿なんて見せたことはその時だけだと思います。
(いや、違う場面でも、坊守が泣きながら訴えていたのを見たよ~という方は、遠慮なくご連絡ください。
ちょっと不安 (笑))
荷物をバスに置いて、身軽でお参りしてもらえたら・・と思ったことが、聞いてもらえない悔しさと、坊守が大切に
しているご門徒のTさまが、坊守と一緒にいる時に、重い荷物を持ち、ご苦労をすることが、気に入らなかったので
しょう。本当に、お恥ずかしいハプニングです。まだまだ、若い坊守だったのだと許してください。
坊 守「添乗員さん大変申し訳ありませんが、荷物を持ってのお参りは辛いので、バスに置いてお参りさせていた
だきます」
と、「今」なら言えるような気がします。年を重ねた坊守なら、もう少し大人対応ができそうです(笑)
Tさま、覚えていていただけることに感謝しています。ありがとうございます。
👶ご報告👶
8月6日に孫(男の子)が無事に、産まれて来てくれました。泣き声も少しずつ大きな声になり、耳も聞こえる
ようです。孫が寝ると「シー👆」が寺族の合言葉になっています。