坊守日記(12月)【更新12月1日】
坊守日記(11月)
今日(10月27日・日曜日)は、早朝8:00からお寺ヨガが開催されました。
ミエコ先生と参加された皆さま(坊守も)と、お勤めをして、住職からのミニご法話をいただきます。
今日のご法話は、選挙のお話から、必勝のだるまさんのお話し、そして、「七転び八起き」への結末。
「七転び八起き」の意味は、めげずに立ち上がることを意味することわざです。
でも、7回転び、8回起き上がるのかわかりますか?
1回目の起き上がることは、自分みずからはできないことで、産まれて初めて起き上がるのは、
誰かの手を借りて起き上がるから、転ぶより、1回多いのです。と、お話をいただきました。
8月に産まれた孫のことを思い出しました。確かに今は、自分では何もできないけれど、
起き上がらせてくれる誰かが存在する・・生まれた時から誰かにお世話していただいたお陰で、
この私がいるのです。
また「泣く」という字は、水(涙)に立つそうです。お腹がすいたら泣く、ご機嫌が悪くなったら泣く、
孫、坊守も(笑)いくつになっても、泣いては立ちあがり、泣いては立ちあがりの繰り返し。
今回、西願寺30周年法要と祝賀会に向けて準備をしています。
30年はあっという間、無我夢中でした。
時々、振り返ることがあります。
見かけは民家のようなお寺に、たぶんお参りされた皆さまは、少し戸惑ったことでしょう。
お寺のイメージは、山門があって、大きな本堂に、庫裏(くり)がボン・ボンと建っているのがお寺だと思います。
しかし、西願寺は、30年前に久喜市に浄土真宗本願寺派のお寺がないということで、布教所として活動をはじめた
ばかり、お葬儀のご縁から、ご法事へとご縁が深まり、さて、お寺にお参りしてみると「あれ?」その「あれ?」
とは歴史のあるお寺さまと、比べたら建物のハンデを埋めれるよう勧めてきたことです。
今日の住職からのミニご法話に実は、坊守は泣きそう、涙が出そうになってしまいました。
「七転び八起き」西願寺を開設してから、30年、このことわざを今日、住職からお話ししていただくのか~
坊守の人生と一緒だな~転んでは、ご門徒の皆さま、寺族、多くの皆さまに助けていただき、起き上がれるよう
にしてもらえた「だるま」だからこそ、今があるのだな~と、感極まってしまいました。
西願寺の30周年をお迎えできることは、ひとりではできないことだと、つくづく感じました。
お陰さまで、ありがとうございます 合 掌