坊守日記(6月) 【更新6月1日】
坊守日記(6月)
ここを勝てば金メダル!「がんばれニッポン」なんて盛り上がっていると負けています(´;ω;`)ウゥゥ。
努力の塊を感じる中国選手はどのくらいの練習をしているかと考えると、頭が下がったりしてしまいます。
お寺の初孫は、まもなく10ヶ月になります。逢う度に成長している姿に、坊守=祖母
(孫にお願いするならば、大ママと呼んでくれたら幸いです)は、多くのことを学ばせてもらっています。
ハイハイと匍匐(ほふく)前進ができるようになった孫から、教えてもらったことの1つ
娘「ママ、〇〇の洋服にほこりがついてる~」
坊守は孫が来る日は、特に念入りに掃除をしているのにそんなはずがないと孫を抱きかかえると
坊守「あらら、〇〇ごめんね。」
昔、住職に言われたことを思い出しました。
そんなに一生懸命、掃除をしてもほこりやちりは、取り除けないよ!
そういえば、窓越しの太陽の光に当たると、小さなちりがたくさん見えます。
また、暗い部屋にスッポトライト(光)を充てると見えます。
それを、さすがに掃除機で吸い取ることはできません。ちりに気がつく「光」が大切です。
これは、阿弥陀さまの光と一緒です。このごろの坊守は仏さまのお話を聞く(=ご聴聞)と、
自分の心が落ち着きます。これは、58歳になったからだと思います。20歳の時に感じることはなく、少しずつ、
繰り返し繰り返し聞かせていただくことによって、坊守の心にあるちりやほこり=(悩み、ねたみ、欲望・・)を、
ご聴聞させていただくことで、ひとつ、ふたつ・・と減らせます。でも、不思議なことに、また、いっぱいになります。
一生懸命、掃除をしてもほこりやちりは、取り除けないよ!と一緒です。
胸に付いたほこりから、阿弥陀さまの光に照らされているこの坊守がいること、孫の話しを通して教えていただけること
に嬉しくなります。
ちなみに、坊守の1歳の時の写真と孫はよく似ています。
白黒写真に昭和を感じますが、また、携帯のアプリ(チャットGPT)で加工、娘に教えてもらいました。
坊守の若い頃((笑)) 孫 住職・坊守・孫