令和6年『元旦会』の様子
今年も寺族一同よろしくお願いいたします。
令和6年1月1日10時、新しい年を迎えられたことを慶び、令和6年の最初に勤められる法要「元旦会」を行いました。
法要は、全員で「正信偈」をお勤め、親鸞聖人が著された「教行信証・総序」の拝読、住職の年頭の挨拶。
引き続き「御流盃の儀」がおこなわれ、御尊前にお供えした甘酒(ノンアルコール)を参詣者の皆様とご一緒に乾杯し頂きました。
午前10時~「元旦会法要」を厳修いたしました。
年始にお参りをしていただいたご門徒の皆さまありがとうございました。
新しい年を迎えられたことを慶び、その年最初に勤められる法要「元旦会」をお勤めいたしました。
法要は、正信念仏偈・和讃六首引きをお勤めし、住職が「教行信証・総序」を拝読いたしました。
そして、参拝者全員で「私たちのちかい」を唱和し、共々に新年をお念仏とともに生きる決意を
新たにさせていただきました。
その後「御流盃の儀 ごりょうはいのぎ」がおこなわれました。
御流盃の儀とは、仏さまにお供えしてあるお酒(ノンアルコールの甘酒)を、
参拝者一同で頂戴する儀式です。
また、参拝者にはお正月らしい絵柄を配した年始限定のお線香(錦花香)が配られました。
どうぞ、来年の1月1日にお参りしていただけたらさいわいです。
みなさまで 「正信偈」をおつとめしました
『御流盃の儀 ごりゅうはいのぎ』
住職がお一人お一人丁寧に盃に甘酒(ノンアルコール)を注がせていただきました。
下り藤金紋入盃(さがりふじきんもんいりさかずき)は、参拝記念としてお持ち帰りいただきました。
新年をお迎えするにあたり今年もお念仏と共に日々をおくらさせていただく誓いをする法要を厳修しました。
喚鐘(かんしょう)お勤めの始まりのを知らせる鐘
お勤め「正信偈六首引き」
お参りしてくださったご門徒の皆さまとご一緒に大きな声でお勤めをしました。
次に住職の「教行信証・総序」のご拝読
住職からの年頭挨拶
ある先生から「おめでとう」を「お芽出とう」と当て字を使い、生き方を考えた
いものですとお聞きしたことがあります。木や草の芽が出て欲しいということから「お芽出とう」とい
う字を使われるとのことです。芽が出るためには、種をまかなければなりません。まいたからといって
すぐに芽が出るとは限りません。
豊かな土壌と日光のもとで、雑草を除き、水やら肥料やらとたくさんのお育てのご縁を頂いて、
ついに芽が出て、つぼみをつけ、花が咲き、実となっていくのです。
それこそが私の生き方、浄土真宗門徒の生き方「お芽出とう」なのです。
阿弥陀さまにお慈悲に抱かれて生かされる命を、お育ての縁をいただき、今年一年をお念仏とともに過ご
してまいりましょう。
阿弥陀さまが今ここでこの私のために、お育てくださっていることに、ご恩感謝のお念仏を申しながら、
お芽出とうの日暮らしを今年もいたしましょう。
御流盃の儀(ごりゅうはいのぎ)
御尊前にお供えした甘酒(ノンアルコール)をいただきます。
いただくときに使用した下がり藤紋入り盃は、記念品としてお持ち帰りしていただきました。