報恩講と 報恩講マルシェ 【更新12月1日】
■■ 宗祖親鸞聖人 報 恩 講 法 要 ■■
11月23日、西願寺の年中最大行事である「宗祖親鸞聖人報恩講法要」をお勤めいたしました。
報恩講とは、親鸞聖人の教えに触れ、敬い、徳に感謝する法会です。
報恩講は私たち真宗門徒には一年で最も重要な仏事です。お内陣の仏花もお仏具もこの時には通常
よりさらに華やかな荘厳させていただきます。
12時、コロナ禍で中止していた、坊守手作りの「お斎(食事)」が参拝者に振る舞われました。
3日前から仕込まれた料理はとても美味しく、食事をいただきながら宗祖親鸞聖人の遺徳を偲びま
した。
法要では、正信偈のお勤めとともにお念仏の声が本堂内に響き渡り、阿弥陀さまのお徳を讃えさせ
ていただきました。
ご講師は、世田谷区よりお越しくださいました白川淳敬師(正法寺住職)でした。
笑いあり、また元気をもらったり明るい気持になったりするお話に、参拝者の方々は真剣にご聴聞
くださいました。阿弥陀さまのおこころを聞かせていただくとともに、親鸞聖人のお導きへの感謝
の思いを深めることができ、お陰様で良い法要となりました。
今年も併催イベントと して、西願寺報恩講マルシェを開催させていただきました。
法要前後の時間に、金重本店「フルーツサンド」、吉羽庵「煎餅」のご協力により移動販売、らくが
ん専門店「楽心堂」の注文販売あり、お買い求めいただくお客様の列が途切れることもなく、報恩講
を盛り上げてくださいました。
この度の報恩講に際し、門徒推進員の鈴木剛・美由紀ご夫妻から、お供え餅用の供物台とお箱を寄贈
していただきました(供物台とお箱の手作り過程の様子は、後日、このホームページにアップいたします)
製作期間に1年をかけ、菊のちりめん細工で作った、中尊前用の「菊合わせ」、祖師前用の「月影」、
蓮師前用の「有明」が、仏さまのお心とお浄土を表しとともに、お徳を讃えたお飾りとなっています。
法要前には、供物台の意味やお二人の熱い想いをお話しいただき参拝された皆さまも感心され、お喜
びになっておられました。
来年も11月23日(勤労感謝の日)に「報恩講」をお勤めいたします。
是非お誘い合わせの上ご参拝下さい。
報恩講と西願寺報恩講マルシェpdf (4.44MB)
このご案内チラシがご希望の方、ご参拝希望の方は、
お電話・メール(ホームページお問い合わせから)でお申し込みください。
☎0480-24-1555
親鸞聖人「報恩講」を厳修いたしました。
13:00 受付
13:30 法 要(正信念仏偈・御俗姓拝読)
14:20 挨拶・休憩(10分)
14:30 法 話(60分)
熊原博文師(戸田市・正善寺住職)
15:30 領解文・恩徳讃斉唱
11月23日、冷たい雨に肌寒い天候にもかかわらず、遠近よりご参拝いただいた多くの方で
本堂は満堂となり、西願寺最大の法要であります「宗祖親鸞聖人報恩講」を
お勤めさせていただきました。
報恩講は私たち真宗門徒には一年で最も重要な仏事です。
お内陣の仏花もお仏具もこの時には通常よりさらに華やかな荘厳となり、
僧侶の勤める声明もさらに曲調豊かなものとなります。
また、この時拝読される「御俗姓(ごぞくしょう)」は、蓮如上人の作で、
初めに親鸞の俗姓および行化の跡を述べ、報恩講における門徒の心得を説かれたもので
大切に読まれてきました。
ご講師は、戸田市よりお越しくださいました熊原博文師(正善寺住職)でした。
笑いのこぼれる話術と熱のこもったお話に、参拝者の方々皆吸い込まれるように、
真剣な眼差しを熊原先生に向けられていました。真実のみ教えをお示しくださった親鸞聖人に感謝し、
阿弥陀さまのお救いをあらためて心に深く味わわせていただき、お陰様で良い法要となりました。
法要終了後には、永年にわたり責任役員並びに門徒総代として精励され
西願寺の護持発展に多大なる貢献をされました石橋丈夫様(春日部市)に、
任期満了に伴い退任されるにあたり
その功績を称え感謝状ならびに記念品が贈られました。
また、後任の責任役員及び総代に山岸康之さん(白岡市)、
総代(再任)の堀秀子さん(さいたま市桜区)、
総代(新任)の鈴木剛さん(白岡市)の紹介もありました。
今年は併催イベントとして、西願寺報恩講マルシェを開催させていただきました。
吉羽庵「煎餅」のご協力により移動販売があり、
お買い求めいただくお客様の列が途切れることもなく、報恩講を盛り上げてくださいました。
法要に参拝された方は事前申し込みの上、お買い求めいただきましたが、追加で列の並んでお買い求め
下さる方もいらっしゃるほど盛況でした。
ご参拝いただきました皆様、ありがとうございました。
来年も11月23日(勤労感謝の日)に「報恩講」をお勤めいたします。
是非お誘い合わせの上ご参拝下さい。
●報恩講は、浄土真宗の宗祖親鸞聖人御命日の法要です。
親鸞聖人のお徳を偲び、ご恩に感謝するとともに、仏法を聞く機会でもあります。
西願寺にとって盛大かつ最も重要な仏事です。
今年もコロナ禍における「お斎の中止・時間短縮」となります。
マスク着用、手指の消毒等、基本的な感染拡大対策にご協力をお願いいたします。
【昨年(令和三年)の様子】
喚鐘(行事鐘)が鳴る中、結衆(僧侶)の入堂、先請伽陀の読誦に合わせ導師入堂
親鸞聖人御影前での焼香・阿弥陀如来御尊前の焼香がおこなわれました。
導師によって報恩講表白が読み上げられ、正信偈・和讃を全員で声高らかにお勤めいたしました。
引き続き、ご俗姓が拝読されました。
ご俗姓とは、本願寺第八代・蓮如上人が親鸞聖人のご遺徳を讃えるなかで、
真宗門徒としての心得を記されたものです。
休憩の後、東京教区世田谷組正法寺住職・白川淳敬師による
講題「南無阿弥陀仏が聞こえてくる」のご法話がお取次ぎいただきました。
法要の最後は、領解文と恩徳讃を斉唱しました。
玄関前で記念写真を撮影し、参拝者全員に記念品が渡され散会となりました。
今年はなんと
吉羽庵さまと金重さまのご協力をお願いをして、
報恩法の法要前後に出張販売をしていただくことになりました。