坊守日記(12月)【更新12月1日】
西願寺に冠する山号「響流山」
3月16日開催の第2回西願寺都市開教30周年実行委員会(責任役員会及び門徒総代会共催)において、
西願寺都市開教30周年を記念して、西願寺に冠する山号を「響流山(こうるざん)」とし、
浄土真宗本願寺派 響流山 西願寺と称するが決定いたしました。
「響流山」の由来は、『仏説無量寿経』讃仏偈には「如来容顔 超世無倫 正覚大音 響流十方」
と示されています。
「正覚の大音は、十方に響流す」とあり、「正覚の大音」とは、「真実の声」ということです。
「十方」とは、東、西、南、北、東南、東北、西南、西北、上、下をいい、すべての世界を意味し、
「響流」とは響きを流布することです。
阿弥陀さまの願いがすべての人を救おうとお念仏となって何ものも隔てることなく響いてゆく姿そのものです。
また、2007(平成19)年4月より、毎月1回発行している「西願寺だより」のタイトルを「響流」とし、
西願寺と門信徒のご家庭を結ぶお便りとして「響流」に親しみを持っていただいていることから選定いたしました。
令和6年能登半島地震災害義援金
令和6年能登半島大震災義援金(1月15日~3月10日の分)と寺友クラブからの募金を
西本願寺・たすけあい募金へ70,825円送金いたしましたことをご報告いたします。
皆様の温かいご支援に感謝申しあげます。
義援金は引き続き、本堂のお賽銭箱を利用しております。
皆様のご協力をお願いいたします。
坊守日記(4月)
本当に今年の3月は落ち着かない気候で、体調を崩される方も多く聞きました。
温暖化と言いながらも「寒い日が続いたり」温暖化からか「夏のように暑くなったり」と、体調もですが、
気持ちも不安定になったりしてしまうのは坊守だけでしょうか?皆さま、くれぐれもご自愛ください。
先月の坊守日記は、皆さまと共感できる話しだったようで坊守に「あるある」私なんてこんなことも・・・
と心強くなる共通点に盛り上がったりしました。
私は子どもにこんなこと言われるのよ~「お母さんは、何をいっているかわからないよ」
① 今日、久しぶりに会ったのよ~
誰に?
あの人、あの人だって‥
あの人って誰?
ほら、あそこに住んでいた人でさ・・
② あの俳優さん、かっこよくなったよね~
誰?
ほら、昔、〇〇のドラマに出演していた人で、ほら、背が高くて、声の渋い人で・・
わかるわけがないだろう と、完全に話は続かない
実は、坊守も子どもたちに、ママは主語がない!と怒られることがあります。
名前を思い出せずに、あれ、あの、ほら、あそこの・・と、クイズのように話しを一方的にして、
当ててくれないことに、逆に怒ったりして⇐まさに、逆切れ((笑))
お参りされた方と盛り上がった後に、しんみりと私も母親のことそんな風に思ったことがあったわ~だから、
回りまわってくるのよね~と「うんうん」と頭を下げ合いながら、うなずきました。
話しは変わりますが、西願寺は「お寺デビュー」を住職が応援しています。
昨年の暮れに「いけばな教室」を開催しました。その時のご講師・深山真純先生にいただいた
「池坊東京支部・いけばな池坊展」の招待券を持ち上野の東京都美術館にご門徒の皆さまと、たくさんのいけばなを鑑賞して来ました。
鑑賞後は、中華料理「東天紅」へ足を運び、楽しいひとときの食事会へ。
実は、坊守予報は、桜満開の上野公園を想像していました。
なんと開花どころか、寒い雨の降る1日になってしまいました。予報は当たらずでした。
あいにくの中、足元の悪い中にもかかわらず、皆さまにご参加していただきありがとうございました。
このように、西願寺のご縁から、次のご縁につながるようにと、住職が応援をさせていただいています。
是非、ご案内の行事や西願寺サロンなど、興味のあるものにご参加していただけたら幸いです。