坊守日記(11月)【更新11月2日】
2024年04月12日(金) 07:15
西願寺に冠する山号「響流山」
3月16日開催の第2回西願寺都市開教30周年実行委員会(責任役員会及び門徒総代会共催)において、
西願寺都市開教30周年を記念して、西願寺に冠する山号を「響流山(こうるざん)」とし、
浄土真宗本願寺派 響流山 西願寺と称するが決定いたしました。
「響流山」の由来は、『仏説無量寿経』讃仏偈には「如来容顔 超世無倫 正覚大音 響流十方」
と示されています。
「正覚の大音は、十方に響流す」とあり、「正覚の大音」とは、「真実の声」ということです。
「十方」とは、東、西、南、北、東南、東北、西南、西北、上、下をいい、すべての世界を意味し、
「響流」とは響きを流布することです。
阿弥陀さまの願いがすべての人を救おうとお念仏となって何ものも隔てることなく響いてゆく姿そのものです。
また、2007(平成19)年4月より、毎月1回発行している「西願寺だより」のタイトルを「響流」とし、
西願寺と門信徒のご家庭を結ぶお便りとして「響流」に親しみを持っていただいていることから選定いたしました。