坊守日記(3月) 【更新3月1日】
坊守日記(3月)
玄関から外に出るとつい「さむっ」と声に出してしまうほど、冷えています。
体に沁みる寒さを感じながら、北陸地方の雪の映像を見たら、まだまだ、なんて考えなが
ら気合を入れて過ごしています。(西願寺だより「響流 こうる」を書いている日)
このホームページをアップしている今日は、桜が咲いてしまうのではと思うぐらい
暖かい1日になっています。どうぞ寒暖差に気をつけて、お過ごしください。
先日、息子の引越し(京都市伏見区から中京区へ)のお手伝いに行ってきました。
行くまでは少し気持ちがのらず、住職に行って来てほしいとも話すぐらいでした。
なぜならば、1日目は「荷造り」2日目は、レンタカーでの「荷物の搬入搬出」「電気・
ガスの中止」、3日目は「大型ごみの引渡し」と「退去手続き」と、ハードスケジュール
だったからです💦ただ、そうも言ってはおられず、しぶしぶ、1日目は6:11の久喜発の
電車に乗り、10:30には息子のアパートに到着しました。
と想像していました。
息子の部屋に入ると、綺麗にほとんどの物が段ボールに詰め込まれて、片付けられていました。
思い切り坊守のテンションは高くなり「偉い!いい子だね~」と言いながら、新居に持てる
荷物を持ち、電車で向かいました。
2日目は、荷物の搬入搬出です。1往復目はまずまずOK。
2往復目の搬入作業は、荷物の半分を運んでいなかったことに2人で気がつき、ぎゅうぎゅうに
詰め、反省をしながら片道30分の京都の街を軽ワゴンで走りました。
3日目は、午前中の予定に「西本願寺」にお参りを入れることができました。
西願寺だより「響流」の表紙を考え、周りを気にせず、撮影していました。
☝息子が、その姿を撮影していました。お題は「がに股で撮影をするママ」(笑)
ハプニングは少しありましたが、無事に引越しを終えることができました。
当たり前のように息子と過ごした3日間に、昨年男の子を出産した長女が、
「私も20年後、息子と3日間もふたりで一緒に過ごすことがあるのかな~幸せだねママは」と言われ、
そうねぇ、坊守は父母とそんな時間を過ごすことはできなかった・・しなかった・・と振り返りつつ、
当たり前と思っていた坊守に、長女に当たり前ではないことを教えてもらいました。 合掌