坊守日記(11月)【更新11月2日】
坊守日記(5月)
4月も終わり、季節の変わり目に多い寒暖差の日々に、少々、お疲れが出たり、体調を崩したりして
いるのではないでしょうか?また、「ゴールデンウィーク」期間中ということもあり、外出する機会が
増えたりしますので、くれぐれもご自愛ください。
実は、3月から坊守は「お仕事」に出ています。なぜならば、調理師免許を取得したいからです。
坊守はお寺で生まれ、育ちました。将来は、洋裁を習い洋服を作るお仕事をしたいかな~なんて
夢をもち勉学をしていましたが・・・父の思いが強く、僧侶になる道を歩み、今があります。
実家のお寺をお手伝いしている当時、多くのご門徒さまがお参りしてくださっていました。
お盆・お彼岸の時期になると、駐車場も水場も渋滞をしたりして、活気のあるお寺の姿を見ていました。
そんな実家のお寺を見て育ったことから、住職と一緒に西願寺を活性化することを考え始めることに
なりました。西願寺を建替え、お通夜・お葬儀・ご法事、お寺の行事・ほのぼの法話会・浄書の会
お寺ヨガ・西願寺サロン・折込作業など、多くの皆さまがお参り、参加していただけるよう努め、
また、さいがんじ寺友クラブの会員になっていただき「旅行会」などのご案内もしています。
今年は、3年ぶりの旅行会を実行したいです。
皆さまも聞いたり、見たり、行ったりしたことがあるのでは「お寺カフェ」「お寺バー」
「坊主バー」などと、お寺では住職(僧侶)とお話をできる場を設けています。
住職と坊守もそのような場を西願寺にと思案中です。
それには、調理師免許を取得した方が良い!と考えました。
調理師免許を取得するには
①国家試験に合格 ②2年以上の実務
②にまずは挑戦です。ご門徒の皆さま、住職にご迷惑をおかけするようなことがないよう、心掛け
ながらお仕事に行かさせていただいています。
しかし、無理が続くのであれば仕事はきっぱり辞める覚悟です。
先日、①食品衛生責任者の資格②保健所から認可をいただけば「お寺カフェ」を開くことが
できることを知りました。
後は、保健所に出向くだけになりました。いつ「お寺カフェ」を開店するかは未定です。
まずは、6月に1回目の「しゃべり場」で坊守の手作りランチから始めていきたいと思います。
西願寺だよりにご案内中です。
ご理解、ご協力のほど、よろしくお願いいたします。
加藤利造氏 米寿 油彩画展・開催
加藤利造氏(さいがんじ寺友クラブ会員・役員)が、米寿を記念して油絵展を開催されます。
古い作品から最近の作品まで展示します。お時間がありましたら、ぜひともお気軽にご来場
くださいますようお願い申し上げます。
1977大調和会初出品 東京都知事賞 会員優秀賞第61回大調和展・受賞者
文部科学大臣賞 武者小路賞受賞 他に水雲会展に出品
現在 大調和会常任委員 日本美術家連盟会員 他
〇第33回いきいき創作展
「渓谷」
●令和5年5月11日(木)~5月17日(水)
AM10:00~PM5:00
●上尾市民ギャラリー(上尾駅東口アリコベール2F)
詳しくは↓↓↓↓
http://daichouwa.com/index.html
今日(ほのぼの法話会+花まつり)も☔☔☔
4月1日から本日15日までの間、西願寺ではお釈迦さまのご誕生をお祝いしています。
また、今日は「ほのぼの法話会」です。
先日、お参りされた方に「この頃、西願寺での行事は☔ばかりで残念です」とお話すると
私は「☔降る中、西願寺にお参りすると
雨降って地固まる【意味】もめごとなど悪いことが起こった後は、
かえって基盤がしっかりして良い状態になることのたとえ。
(goo辞書引用)
から、嬉しいの」とお話ししていただきました。
人それぞれ、☔の想いは違うこと、あらためて、感じる会話になりました。
どなたでもご参拝できます。今日も☔ですが、ぜひお越しください。
西願寺住職から
講題:お釈迦さまのご誕生をお祝いして
のお話をいただきます。
仏教・浄土真宗のお話を聞きませんか?
お寺初心者にやさしいお寺です。西願寺は、お寺デビューを全力応援しています 。
法話の後は「茶話会」です。
今回は、4月に合わせて奈良県吉野名産・近藤「山桜ようかん」をご用意させていただいています。
聞けそうで聞けない、仏事や作法のお悩みにもお答えしています。
皆さまのお参りを心よりお待ち申し上げます。
花まつり(天上天下唯我独尊)
4月8日は、お釈迦さまのご誕生の日です。
お釈迦さまが、ご誕生された時、花々が咲き乱れ、天から甘露の雨が降り注いだと伝えられています。
下記の日程に、西願寺の本堂内、もしくは、本堂の外にご安置した、お釈迦さまの誕生仏に甘茶を
注いでください。お帰りの際には、花まつりのリーフレットと桜の飴をお持ち帰りください。
14日(金) 10::00~15:00(お寺ヨガ 10:00~ )
15日(土) 10::00~15:00(ほのぼの法話会 13:30~ )
「👆天上👇天下唯我独尊 てんじょうてんげゆいがどくそん」
お釈迦さまは、生まれてすぐに立ち上がり、七歩歩いて右手で天をさし
左手で地をさして 「天上天下唯我独尊」とさけばれました。
ご一緒にお釈迦さまのご誕生をお祝いしましょう
坊守日記(4月)
なぜか毎年、桜が咲き始めると寒が戻り、暖房の復活、また、今年は雨の日も多くなり「桜雨(さくらあめ)」
という言葉がぴったりです。広辞苑には、桜雨とは、桜の花咲く頃の雨の意味になっています。
西願寺白岡墓苑(白岡市)の「春の彼岸法要」に参拝してくださったYさまから「毎日、お墓参りに来ています」
とお話しを聞きました。坊守が、お彼岸前にお掃除に行ったときに「Y家のお墓の刻まれた字に砂がないことに
気がつき、お墓参りに来たばかりかな~」と考えたことを思い出しました。綺麗だった理由がわかりました。
「毎日、お墓参りに来ています」と話しをしたり、文にしたりすることは簡単ですが、
2月に建立・納骨法要をされてから、片道、車で20~30分。お彼岸にかけては、寒い日もありました。
白岡墓苑は風が吹き抜けることが多く、北風にあおられたのでは・・と色々な状況を考えただけで
「Yさま、凄い!」と、頭が下がりました。
また、「お墓参りをして気がついたことがありましたら、教えてください」と頼みましたら、
後日、「当たり前と思っていたことが、当たり前ではないことに気がつきました」と、
また、「亡くなられたお父さん(ご主人)のおかげです」とも、お話ししてくださいました。
偶然、前日のお寺ヨガで住職からいただいたご法話にも
WBCで優勝した日本の選手がインタビューで話した言葉は「優勝するのは当たり前」ではなく「〇〇のおかげで」
「〇〇の応援のおかげで」・・・と、感謝をする気持ち「ありがとうございます」と、自分ひとりではなく、
選手たちだけでもなく、優勝したのではないことを聞かせていただきました。
そして、娘の結婚をご報告を西願寺だより「響流」させていただいておりますが、新郎側のご親族が、
浄土真宗本願寺派「築地本願寺」で挙式をすることに、まずは理解をしていただけなかったら、
実現することはありませんでした。本当に理解していただいたことに感謝しています。
新郎のお母さまからは、お寺での結婚式に参列するのは初めてですので、不手際があるかも・・と、
ご連絡をいただきました。きっと、ご両親が「代表焼香」を心配されていること、重々、感じました。
新郎新婦が本堂の赤い毛氈を歩いてくると、蓮の花びらの形をした綺麗な色紙がたくさん天井から降ってくる
シーンは、とても、感動の仏前結婚式でした。お寺で拍手のできる「法要」は、素敵でした。皆さまのおかげです。
最後に帰省している息子が、昼ご飯を考えずに食べれることを、「あ~幸せだな~南無阿弥陀仏」
一人暮らしが役に立っていると思う坊守でした(笑)