坊守日記(5月) 【更新5月2日】
春の彼岸会法要と得度式受式奉告法要のご案内
●西願寺本堂
●3月16日(第3土曜日)
●13:30~ 得度式受式奉告法要
この度、長男・光潤が、令和6年2月15日に御本山・本願寺の御影堂、宗祖親鸞聖人の御影前におきまして、
得度の式を受け、浄土真宗本願寺派の僧侶となりました。
ここまでのお育てに感謝申し上げますとともに、僧侶として、日々、お念仏の道を歩んで参ります決意をご奉告申し
上げます「得度式受式奉告法要」をお勤めさせていただきます。
●13:50~ 春の彼岸会法要
●ご講師 七里順量師(埼玉県草加市・超光寺住職)
●講題「阿弥陀さまのお心」
お彼岸を迎えるにあたり、お浄土に想いをはせ、阿弥陀さまの救いの確かさを改めて味わいたいものであります。
☕ご法話をご聴聞した後は「茶話会」で和やかなひとときをお楽しみください。
🌸参拝者全員に季節の花のプレゼントがあります。
たくさんのお花と可愛いメダカが、皆さまのお参りをお待ちしております。
坊守日記(3月)
昨日から風が「ひゅーひゅー・ごーごー」と大きな音をたてながら吹いています。
建て替え後、西願寺の玄関前は吹き溜まりになるようになり、本堂から玄関前を見ると小さな竜巻が
起きていました。なんだか寒暖差が厳しかったり、強風が続く日が多かったりと、落ち着かない天候に
振り回されてしまう毎日です。皆さま、くれぐれもご自愛ください。
①2階に何かを取りに行ったのに、違うことに目が行ってしまい、別の物を持って1階に降りる坊守。
②料理の時に、卵の殻をゴミ箱に捨てることを先に考えてしまい、卵の身をゴミ箱に落としてしまう坊守。
(この時は、とても、焦りました)
③返信をしなくてはいけないことを思い出し携帯を持つが、違う画面を見て、返信を忘れる坊守。
④まとめ買いをしようと考えて、メモに書き出すがそのメモを忘れてしまう坊守。きっと、覚えていると
思い帰宅し、メモを確認すると1つ・2つ忘れている坊守。
⑤冷蔵庫から何かを取り出そうとしているのに,、納戸の扉を開けようとしている坊守。
⑥外出するのに「サンダル」を履いて車に乗車、ブレーキを踏むと「あ!」と、気がつく坊守。
昨年の夏は「サンダル」を履いて、電車に乗車してしまった坊守は、靴を買いました(笑)
最近の坊守(57歳)の「大丈夫かな?」と思われる生活ぶりを少し書いてみました。
だからこそ、今日することを、前の晩にメモ書きしたり、朝に書いたりします。そのメモ書きを、1つ1つ、
棒線で消していくことが楽しみだったりしています。
しかし、思い通りに事がはかどらないと、消していくことはできません。
ちょっと前の坊守なら、無理をしてでも終わらせて、棒線で消していたはずです。
今は、「明日にしよう」と寛大で穏やかな気持ちを持つことができるようになりつつあります。
それはきっと、年を重ねているおかげだと思います。
若い時は二度無い
同じように
老いる時も二度無い
両方大切
この法語のように「両方大切」なことを受けとめ、「老いていくのは、いやだー」ではなく、老いていくことは
避けれないのであれば、ありのままの坊守を受け止め、精一杯、生きて行けたら幸せだと思っています。
大丈夫かな?の坊守ですが、どうぞこれからもよろしくお願いいたします。
西願寺ほのぼの出前講座
「ほのぼの出前講座」に変更します。変更内容の詳細は赤字pdfをクイックしてください。
↓↓↓
西願寺ほのぼの出前講座.pdf (0.49MB)
13:30~ おつとめ
14:00~ お話し
よしば診療所院長
講師 黒巣恵美先生
14:45~ 質疑応答
15:00~ 茶話会
骨や筋肉のこと、血管のこと、認知症など、老いを
元気に過ごすコツを分かりやすくお話してくださいます。
お気軽にだれでもご参加できます。お待ちしております。
坊守日記(2月)
暖かい日が2・3日続くと急に厳しい寒さがお訪れたりと、不安定な天候が
続いています。くれぐれも、ご自愛してください。
坊守は、30年以上前、京都の中央仏教学院を卒業して、京都から埼玉の実家に帰省
しました。その時に京都から大きな荷物、例えば、洗濯機・冷蔵庫・布団・テーブル・
自転車・・を、当時の彼氏(現在の住職)が、ワゴンに積んで届けてくれるということ
になり、父に恐る恐る、電話で
「あのね、お付き合いしている方が、大きな荷物は、ワゴンに積んで、埼玉まで運ん
でくれるって」
と、話しをしました。
初めて彼氏がいることを父に打ち明けました。
きっと「なんで、彼氏に引越しを頼むんだー」と、怒鳴られることだと思っていまし
たが「そーかー、わかった、帰る日が決まったら、連絡しなさい。じゃ、お母さんと変
わるから」と言い、母に変わってしまいました。
父と違い母は、質問攻めでした。
名前は?年は?お寺の息子さん?どこの出身?と、弾丸のように聞かれ、佐賀県伊万
里市だと、答えた途端、結婚なんて考えていなかったのに「佳奈子は遠くにお嫁に行く
んだ、いやだ、なんだ」と涙声にまでなったので、
「今回は、引っ越し屋さんに頼むと代金が高いから、お手伝いしてくれるだけだから」
といっぱい説明をして、母を落ち着かせることが、一苦労だったことを思い出しました。
なぜ、急に、坊守はこのことを思い出したか?
先日、おじさんの家に、新年のご挨拶に行った時のことです。
父「車で一緒に京都へ、佳奈子(坊守)の引越しの手伝いと、迎えに行ってくれるかー」
おじ「いいよー」
後日、
父「いるんだってよー、荷物運んでくれるのが」
と、おじさんに話しをした時のことを、教えてくれました。
おじさんから聞かなかったら、父が坊守を京都に迎えに来る予定にしていたことを、知
ることはありませんでした。2月16日は、父の7回忌です。生きていたら「話してくれ
たら、お父さんに迎えに来て!と頼んだのに~」と、可愛い57歳の娘(笑)役をすること
もできたかもしれません。親不幸してしまったことだと、30年以上も経って、気がつか
せてもらいました。
寺友クラブ主催の「新年会」では、「今日、お寺にお参りして来た」と誰かに伝えてほ
しいとお話ししました。会話をしないと伝わらない時があることを、今回、坊守は学んだ
からです。お父さん、ありがとうございました。
ケーブルテレビ久喜(YouTube)
西願寺の除夜会の様子を、YouTube 久喜きゅーちゃんねる🔍で、1月8日(成人の日)から
見ていただくことができます。今から、ドキドキしている住職と坊守がいます。
https://youtube.com/@CATV_KUKI?si=8snsGypd_VG3oMks