坊守日記(11月)【更新11月2日】
坊守日記(12月)
11月に入ると、23日(勤労感謝の日)の西願寺「報恩講」をお迎えするにあたり、
4年ぶりの「お斎」、そして新本堂で初めての「お斎」、お斎の内容やお弁当箱、お箸・・と、報
恩講ノートを見直しながら、準備のことばかり考えている坊守がいました。
つい!病いのことを忘れて、集中していると夜には、ちょっと疲れがたまり、早めに寝る日が多く
なったりもしていました。今は、ホッとして、ぐっすり、寝ていますから、ご安心ください。
ご講師の白川先生は「報恩講」という行事は、1年間のお寺への通信簿(成績表)だと思ってい
るので「ドキドキ」することをお話ししてくださいました。そのお話しを聞き、1年間で最も大切
な行事「報恩講」に、大勢のご門徒の皆さまとご一緒にお迎えできたこと、いっぱい嬉しく思いま
した💕ありがとうございました。
先日、突然、お友達のからの📞
友達「今、お寺の前にいます。いますか?」
坊守「います。すぐに行きます」
友達「顔を見たかったから、来ちゃいました(笑)」
友達=ご主人が、急に会社で体調を崩し、帰宅することもなく、お別れをした友達です。
友達「パパの指輪をネックレスにかけ、肌身はなさずしていたのに、指輪だけが見つからなくな
って、お盆に迎えに行き、ご仏壇前で食事をして、みんなが帰る時に不思議なことに指輪
が見つかったの・・やはり、お盆には帰って来てるぞ~思い出してくれ~って、アピール
したのかも・・だから、お墓に送りに行くのは、淋しかった」
友達は、他宗のお寺さまにご縁があります。
坊守「大丈夫、いつも、一緒にいてくれるから」
友達「そうだよね」
坊守「浄土真宗でいうと、また再び会える世界=お浄土に、パパは、生まれさせていただいて・・
私たちも、いつかまた、お浄土で逢えるんだよ・・」
友達「そっか~」
お寺の前での、友達との立ち話の内容です。
淋しさを取り除くことは、坊守にはできません。しかし、お話を聞いたり、お話に共感したり、
浄土真宗のお話をしたり、ドラマの話をしたり、お花の話をしたり・・はできます。
西願寺では、いろいろな「場」を作っています。「場」を通して、ご門徒の皆さまと仏事のことだ
けではなく、ご一緒に話し、ご一緒に悩み、ご一緒に考え、ご一緒に笑い、時にはご一緒に泣いてい
ただけたら幸いです。
宗祖親鸞聖人・報恩講法要のご案内
西願寺報恩講のご案内
(↑↑↑↑↑↑↑青字の報恩講をクリックしてください)
↑ 住職手作り看板 ↑ 住職手作り🥢袋
11月23日(勤労感謝の日)に、浄土真宗本願寺派・西願寺では、宗祖親鸞聖人「報恩講法要」を
お勤めいたします。
皆さまのご参拝を心よりお待ちしております。あわせて、マルシェにも足を運んでいただけたら嬉しいです。
法要参拝の皆さまには、西願寺本堂で、門徒推進員さま手作り、お内陣荘厳のお供物を見ていただけること
とても楽しみにしています。今からワクワクです💛
坊守日記(11月)
こんにちは。あの暑かった厳しい夏から、秋の過ごしやすい気候に、日々、変化して来ています。
しかし、今日の朝は、大きな音の雷と大粒の雨に、気温がグッと下がったことを感じ、この不安定な気候を
「坊守日記」(西願寺だより用)に書こうとパソコンの前に座りました。
真夏の雷雨⛈とは違い、やはり温暖化の影響があるのではないかと不安にさせる10月28日(土)の早朝の
雷雨⛈、朝晩は、ひんやりすることもありますので、くれぐれもお体を大切にお過ごしください。
また、今日「坊守日記」(ホームページ用)を作成していますが、半そでをのシャツを着ている坊守がいます💦
坊守は、韓国のドラマ「青春の記録」を先日まで見ていました。
俳優、パク・ポゴムがイケメンなので、目の疲れない程度にしています 笑
内容は、小学校からの同級生の3人の男の子が、恋愛・家族愛・友情と語る中、夢と現実を見せつけられる
ドラマです。裕福な家庭に育つA君と貧乏な家庭に育つB君は、同じモデルと俳優の道を志望する中、最初は
A君に仕事のオファーが多くリード、B君は自分のできる仕事からとマイペースに、ひたすら真面目に生きて
いく・・時間とともにA君とB君が逆転の立場になった時に、裕福な家庭に育つA君は、自分の停滞する人気
とB君を妬む気持ちに悩み、C君に聞きました
A君「Bは、俺が順調な時に悩んでいなかった?」
C君「悩んでいなかったよ」
A君「何でかな?」
C君「Bは、他人と自分を比べることをしないのと、生活する為に、仕事にバイトに忙しくしているか
ら余計なことを考える時間もなく過ごしているから」
この2人の会話を聞いていたら、10月の西願寺の掲示板に書かれた「法語」
他人と比べるところから 不幸は始まる
10月の「法語」を読み、坊守は心がドンよりになってしまい、『今回の「法語」イヤだな~、だって!誰かと
比べてしまう坊守が、不幸だと言われている気がする』と、住職に話したことを急に思い出し、とても恥ずかしく
なりました。
C君が中和的な存在でしたので、的確な答えに感心していた中「法語」に胸をつつかれてしまった坊守は、やはり
常にいつも阿弥陀さまが見てくださっているのだな~掲示板を読んだだけではわからないのであれば、韓国ドラマな
ら気がつくはずと、投げかけてくれたのです。ありがとうございます。 合 掌
🌺追伸 ご心配をかけている、5月に発症した「フィッシャー症候群」は、6カ月ぐらいで完治するとお医者さ
んから説明を受けた通り、だいぶ目の見えも治りつつ、自転車に乗り外出できるまで回復しています🚲
坊守日記(10月)
エ!寒くて・・あんなに暑い暑い💦と騒いでいたことなんて忘れてしまうほどの涼しさです。
冷房を使わないで「睡眠」できる嬉しさに、ホッとする坊守がいました。
しかし、この寒暖差が実は、体の緊張を緩めてしまい熱中症になったり、秋バテになったりするそうです。
ご門徒の皆さま、くれぐれもお体を大切にしてください。
先日、西願寺が久喜市に布教所として開教してから、門徒総代や寺友クラブ副会長を務めてくださっていた
K・Yさまが、ご往生されました。現在の本堂を建設にする際には、建設委員会の役員として、助言を住職と
坊守にしてくださるとても大切なK・Yさまでした。
娘さまからご往生されたご連絡をいただいた時に、急に思い出したこと、それは、坊守が熱心にお参りして
くださっている男性の方(坊守の父親ぐらいの年齢のかた)が入院された時に、お見舞いに行き、ご家族の方に、
西願寺の坊守ですと、ご挨拶したら、とても不機嫌そうなお顔をされたことが気になりました。きっと、お寺の
坊守がお見舞いに来るなんて、死ぬのを待っているように感じたのでは??また、不吉に感じられた??などと、
不安になったことを話すと「坊守、そのようなことまで気にするのは、たいへんだな~今はわからなくても、のち
のち、西願寺の良さがわかるはずだから・・」と、声をかけてくださったことが「今」の坊守にお育てていただい
た一言だったのです。
いつも穏やかで優しいK・Yさまで「いいですよ」と、ひとつ返事で何事も受け止めて下さった方です。
寺友クラブでの新年会では、お酒を飲みながら、カラオケを歌い、同年代の皆さま3人と「西願寺少年隊」と
声をかけていただきながら、笑顔で歌う姿もありました。
写真を拝見していたら、しっかり「寺友(てらとも)」の見本を見せていただいてたことに気がつきました。
忘れません。多くの場面で西願寺にご協力、ご鞭撻していただいたことに感謝をしています。
ありがとうございました。