坊守日記(4月)【更新4月1日】
蓮の花が咲いたら嬉しいなぁ
坊守日記(7月)
きゃ~今年も6カ月が終わります。あれもしたい、これもしたい、
あれもしなくては、これもしなくてはと考えているだけで、あっという間に月日が
経ってしまいました。
調理師免許を取得したいと思い、始めたお仕事を、退職します。
6月号に書かせていただいた「複視」の病名がやっと判明したからです。
病名は「フッシャー症候群」血液の中にウイルスが入ってしまう病気です。
自然治療で、6カ月ぐらいまでには完治するそうです。なので、今年中には治るのかなぁと考え、
気を長く持ちながら生活させていただきます。
出だしに書いたように、きっと、6カ月はあっという間に経ってしまうのだからと言い聞かせる
坊守がいます。
6月の西願寺掲示板のことばは、
何のために生まれて
何をして生きるのか
答えられないなんて
そんなの嫌だ
です。掲示板の言葉を読み、アンパンマンは子ども向けの漫画なのに、難しい歌詞だったことに驚きました。
子ども達と歌っている時は、感じることはなかったはずなのに「文字」にして読むと
答えられない坊守がいました。
何で生まれたか?なら、父と母が結婚したから!と答えます。しかし、何のために生まれてきたのか?
難しい質問です。
なんと偶然にも先日、鎌倉の成福寺で、ご聴聞した時に答えを教えてくださった先生がいたのです。
「私たちは仏さまになる為に生まれてきたのですよ」
浄土真宗のみ教えを聞いていれば、答えられたはずなのに、まだまだ未熟な坊守でした。
なら、何をして生きるのか?坊守とし浄土真宗のみ教えを聞いていただけるような「場」を作り、
ご門徒の皆さまとこの坊守がご一緒に聞かせていただけるような「場」作りを、試行錯誤しながら生きたいです。
先日(6月21日)に開催された「しゃべり場」では、ランチをしながら、
住職を囲みながらのおしゃべりをする、とても雰囲気の良い会になりました。
ほのぼの法話会後の「茶話会」とはまた違う、人数が限られていて(4~5人ぐらい)、
食事をしているのが「お寺」なのと、住職(お坊さん)がいるという小さな会です。
坊守は皆さまに、迷惑をおかけしながら、答えて生きたいと思います。
アンパンマンに嫌われないように((笑))
初めての「しゃべり場」
坊守日記(6月)
それは、最近の気候は晴れたら夏の気候になり、雨が降ると肌寒く冬のような気候になるからです。
着る物に悩む寺族の会話です。ご門徒のみなさまも激しいい気温差に、くれぐれもお体を大切にしてください。
実は、5月18日(木)11:30ごろ、住職を乗せ車を運転していると、対向車の車が坊守の車の上に追い
かぶる現象が起きてきました。怖くなった坊守は、住職と運転を交換しました。その日から、二重に見える生活
が始まっています。
7年前に「くも膜下出血」という大病をしたことと、母が56歳で往生していること(坊守は現在56歳)が
頭の中をよぎり、もしかしたら、坊守も往生するのではないか?と考えてしまいました。
住職や寺族、ご門徒のみなさま、お友達、ご近所のみなさま・・・ご縁に遇われた皆さまと会えなくなるのは
厳しすぎること、重々感じたからこそ急いで病院に行かなくてはいけないのに「治るかも?」とあまい考え、次
の日に「眼科」へかかり、特に異常なしの診察。坊守の頭のなかは「やはり、脳の異常だ!やはり、往生覚悟!」
かかりつけの内科の先生からは、久喜総合病院に緊急の紹介状を書くから、診察とMRIの検査をしてくださいと。
坊守の心は、穏やかではなかったです。しかし、あせっても怒っても、悩んでも変わらないことと、
浄土真宗本願寺派のお寺でお育てをしていただき、今も、西願寺の坊守としてお育てしていただいているこのわたしが、
ビビッてどうする、大丈夫!「また会える世界=お浄土」に生まれ仏さまになれることを聞いています。
脳の検査も無事に終えて、あとは結果を聞くだけです。息子の大学の合格発表よりもドキドキしました。
また、縁があったのか、くも膜下出血の時の主治医が「今日は夜勤でここを通り、偶然、西さんに気がついた」と現れた時には
泣いてしまいました。そんな恩師に診断していただいたら、脳にも「異常なし」一安心。
その後も、セカンドオピニオンに眼科(ご門徒さま推薦・久喜市、ありがとうございました)へ行きましたが、異常がなく、
また久喜総合病院へと紹介されました。
少しずつ回復しています。昨日も加須市のご門徒さまからいただいた「新じゃがいも」「新玉ねぎ」を見たら、肉じゃがを作りたくなり、
時間がかかり、形は不揃いでしたがおいしくいただくことができました。ごちそうさまでした。
住職や多くの方々にご迷惑をおかけしているので、先月お話ししたお仕事は、休職することに決めました。
どうぞ、こんな坊守ですが、これからもよろしくお願いいたします。