坊守日記(7月) 【更新7月3日】
坊守日記(6月)
↓↓↓実は、5月18日(木)11:30ごろ、住職を乗せ車を運転していると、対向車の車が坊守の車の上に追い
かぶる現象が起きてきました。怖くなった坊守は、住職と運転を交換しました。その日から、二重に見える生活が
始まっています↑↑↑
↓から↑までは、昨年の6月に発行した坊守日記の一部の内容です。そののちに病名もわかり、あせらず病気とお付
き合いをすれば、半年で完治する病気ですと、先生から説明を受けてから、1年が経過しました。
現在、目の調子はバッチリです。薬もなく、原因もわからず、当時は少々、心の中は荒れてしまい、時々、わめ
きたい気持ちにもなりました。でも、穏やかに変えることができました。それは、西願寺の本堂でした。
「阿弥陀さま、今日も太って見えます。いつになったら、スリムに見えることでしょう」と話しかけていると、返
事もなく、怒ることもなく、笑うこともなく・・・坊守を見ていました(目は4つ 笑)すると、なぜかホッとす
る坊守がいました。
それが「坊守さんよ~早く完治して、元気になれよ~」なんて阿弥陀さまがいったら、ホッとするどころか、慌
てて西願寺の本堂から逃げ出していたでしょう。そのようなことも言わず、坊守の方を見て「ありのまま・ありの
まま」と見つめていた阿弥陀さま。そして、ご門徒の皆さまのお陰で建て替えのできた「本堂」で、ひとり座り考
える時間もたくさんありました。西願寺の本堂は綺麗だな~落ち着くな~お線香の匂い~今までになかった思いが
湧き出てきました。坊守に足りない「何か」を、目の不調によって感じることもできました。
今年の元旦に、家族のみんなに挨拶した言葉です。
「ずっと目の不調が治らないかも知れない!と思っていました。それはそれで、受け止めようとも考えていました。
しかし、完治したようです。みんなのお陰です。ありがとうございました。」泣いてしまいました。
家族や親族・ご近所の皆さん・ご門徒の皆さま方々の暖かいご支援の言葉にたくさん励まされたことでした。
そして、目が完治しても、不調になってから今も住職が、洗濯物を干し、取り込み、畳みます。そんな住職の
支えにも深く感謝しています。
来月、7月からは、長女が里帰りしてきます。それは、お腹に新しい命を授かっているからです。長女を今度は、
母として、孫に祖母として、支えていけたら恩返しだと、今から楽しみにしています。
無事に出産を、ご門徒の皆さまにもご報告できるよう願うばかりです。
折り紙教室~「共命鳥 ぐみょうちょう」(2回目)
降誕会法要
坊守日記(5月)
ゴールデンウイークのど真ん中、ゴールデンウイークのご予定は、どのようになって
いますでしょうか?
先日、築地本願寺にお参りされたご門徒さまに、同じことをたずねると、
「僕は1年中、ゴールデンウイークだから」と、お答えをいただき、皆さまが、うなずきながら
笑ったことを思い出しました。そんな寺族にも、予定がありません。
なので、急に娘夫婦呼び、夕方から掲示板横の駐車場にてバーベキューをしました。お寺前の道
を通る方に、見られるのは、ちょっと恥ずかしかったですが、ご近所の方、子ども会OBと、久し
ぶりに会い、昨年、寺族になった娘婿を紹介する場になったこと、ご近所の方の様子などを聞く、
楽しい時間になりました。無事にゴールデンウイーク前半は終わり。後半は「浄書の会」「ご法事」
など、お寺の予定もあり、通常通りの西願寺になります。
先日『音御堂スペシャル at築地本願寺 2024』に参加しました。きっかけは、お寺ヨガのミエコ
先生と、毎月、参加されている皆さまが、築地本願寺に参拝されるという一言からでした。
坊守は「武蔵野女子学院」という東京の三鷹市にある高校に片道2時間(岩槻→大宮→南浦和→
西国分寺→三鷹→バス→学校)かけて、毎日、定期券を1枚ではなく3枚、持参して通学してい
ました。昭和って感じです。
浄土真宗本願寺派の宗門校、現在の「武蔵野大学高等学校」です。ですから、講堂での仏教讃歌
「朝礼」があったり、仏教の「授業」があったり、また、クラスの名前は、1組・2組・・、A組・
B組・・でもなく、紅組・藤組・・、入学した当時は、違和感を感じることがたくさんありました。
今回、音御堂スペシャル at築地本願寺 2024は、坊守の高校時代に聞いたり、歌ったりした
「仏教讃歌(お経の意味を作詞・作曲した歌)」を、40年後の今、再び、生の声で聞かせていただく
歌わせていただくご縁をいただきました。
当時(高校生)、大好きだった松田聖子さんの「瑠璃色の地球」。国府台女子学院(宗門校)
合唱部の歌声と、大人になって歌詞の意味がわかり、感激と涙が止まらず、お隣に座られたミエコ先生
からは「坊守が泣くから、私まで・・」と二人で号泣してしまいました。
「歌」の力(ちから)のすごさ、そして、40年経った今も、頭の中に残っているという「仏教讃歌」の
力(ちから)に気づくことができた築地本願寺参拝になりました。
4月19日、お寺ヨガに参加してくださっている4名の皆さんが、
築地本願寺カフェTsumugi朝食メニュー「18品の朝ごはん」を堪能され、
築地場外市場を散策した後、午後より住職・坊守と合流し、
音御堂スペシャル at築地本願寺 2024に参加してくださいました。
築地本願寺の音御堂の演奏会は、合唱団やコーラスグループが参加し、
美しい音楽を奏でる場となっています。
国府台女子学院合唱部の部員一同心ひとつに、しなやかで、すき通るような
清涼感を持つ独特の響きの歌声は、聴いる皆様に大きな感動をあたえてくれました。
築地本願寺の音御堂は、素晴らしい音楽と共に、信仰と感動を分かち合う場として、
多くの人々を魅了していました(住職より)
西願寺に冠する山号「響流山」
3月16日開催の第2回西願寺都市開教30周年実行委員会(責任役員会及び門徒総代会共催)において、
西願寺都市開教30周年を記念して、西願寺に冠する山号を「響流山(こうるざん)」とし、
浄土真宗本願寺派 響流山 西願寺と称するが決定いたしました。
「響流山」の由来は、『仏説無量寿経』讃仏偈には「如来容顔 超世無倫 正覚大音 響流十方」
と示されています。
「正覚の大音は、十方に響流す」とあり、「正覚の大音」とは、「真実の声」ということです。
「十方」とは、東、西、南、北、東南、東北、西南、西北、上、下をいい、すべての世界を意味し、
「響流」とは響きを流布することです。
阿弥陀さまの願いがすべての人を救おうとお念仏となって何ものも隔てることなく響いてゆく姿そのものです。
また、2007(平成19)年4月より、毎月1回発行している「西願寺だより」のタイトルを「響流」とし、
西願寺と門信徒のご家庭を結ぶお便りとして「響流」に親しみを持っていただいていることから選定いたしました。