坊守日記(11月)【更新11月2日】
坊守日記(5月)
ゴールデンウイークのど真ん中、ゴールデンウイークのご予定は、どのようになって
いますでしょうか?
先日、築地本願寺にお参りされたご門徒さまに、同じことをたずねると、
「僕は1年中、ゴールデンウイークだから」と、お答えをいただき、皆さまが、うなずきながら
笑ったことを思い出しました。そんな寺族にも、予定がありません。
なので、急に娘夫婦呼び、夕方から掲示板横の駐車場にてバーベキューをしました。お寺前の道
を通る方に、見られるのは、ちょっと恥ずかしかったですが、ご近所の方、子ども会OBと、久し
ぶりに会い、昨年、寺族になった娘婿を紹介する場になったこと、ご近所の方の様子などを聞く、
楽しい時間になりました。無事にゴールデンウイーク前半は終わり。後半は「浄書の会」「ご法事」
など、お寺の予定もあり、通常通りの西願寺になります。
先日『音御堂スペシャル at築地本願寺 2024』に参加しました。きっかけは、お寺ヨガのミエコ
先生と、毎月、参加されている皆さまが、築地本願寺に参拝されるという一言からでした。
坊守は「武蔵野女子学院」という東京の三鷹市にある高校に片道2時間(岩槻→大宮→南浦和→
西国分寺→三鷹→バス→学校)かけて、毎日、定期券を1枚ではなく3枚、持参して通学してい
ました。昭和って感じです。
浄土真宗本願寺派の宗門校、現在の「武蔵野大学高等学校」です。ですから、講堂での仏教讃歌
「朝礼」があったり、仏教の「授業」があったり、また、クラスの名前は、1組・2組・・、A組・
B組・・でもなく、紅組・藤組・・、入学した当時は、違和感を感じることがたくさんありました。
今回、音御堂スペシャル at築地本願寺 2024は、坊守の高校時代に聞いたり、歌ったりした
「仏教讃歌(お経の意味を作詞・作曲した歌)」を、40年後の今、再び、生の声で聞かせていただく
歌わせていただくご縁をいただきました。
当時(高校生)、大好きだった松田聖子さんの「瑠璃色の地球」。国府台女子学院(宗門校)
合唱部の歌声と、大人になって歌詞の意味がわかり、感激と涙が止まらず、お隣に座られたミエコ先生
からは「坊守が泣くから、私まで・・」と二人で号泣してしまいました。
「歌」の力(ちから)のすごさ、そして、40年経った今も、頭の中に残っているという「仏教讃歌」の
力(ちから)に気づくことができた築地本願寺参拝になりました。
4月19日、お寺ヨガに参加してくださっている4名の皆さんが、
築地本願寺カフェTsumugi朝食メニュー「18品の朝ごはん」を堪能され、
築地場外市場を散策した後、午後より住職・坊守と合流し、
音御堂スペシャル at築地本願寺 2024に参加してくださいました。
築地本願寺の音御堂の演奏会は、合唱団やコーラスグループが参加し、
美しい音楽を奏でる場となっています。
国府台女子学院合唱部の部員一同心ひとつに、しなやかで、すき通るような
清涼感を持つ独特の響きの歌声は、聴いる皆様に大きな感動をあたえてくれました。
築地本願寺の音御堂は、素晴らしい音楽と共に、信仰と感動を分かち合う場として、
多くの人々を魅了していました(住職より)