坊守日記(11月)【更新11月2日】
坊守日記(3月)
洗濯物をたたみながら、ニュースをみていたら、今週の週末のお天気は晴れ、そして、気温は3月下旬の陽気に
なるとお天気予報士のお姉さんがこちらに向かって伝えてくれています。とても暖かい土曜日になる様子です。
「蔓延防止等重点措置」は、解除されずお出かけは散歩ぐらいかもしれませんが、
心ウキウキしてしまう坊守がいます。もうすぐコロナと出会ってから3回目の「春」を迎えます。
お花見に行きたい、高尾山に登りたい、築地本願寺にお参りしたい、
鎌倉のお友達に会いに行きたい、さいがんじ寺友クラブの皆さまとバス旅行がしたい…あれもこれも
したいことがいっぱいありすぎる坊守は、親鸞聖人のいわれる通りの煩悩具足の凡夫
(具足とは、 煩悩のかたまりのこと。凡夫とは人間のこと)だということです。
コロナが収束するまでは、ストレスの溜まらない程度に、〇〇したいは、もう少し頭から
打ち消すようにしていきたいと思います。
お天気予報に引き続きのニュースは、幼児虐待のニュースでした。
虐待の話しだけでも目を背けたくなるのに、虐待死とは意味がわかりません。悲しくなります( ;∀;)
最近では、0歳児・・・5歳児・・幼い子供に、熱湯を浴びさせる(熱いから)
8日間マンションに置き去りにして死亡させる(寂しいから、怖いから、いっぱい泣いたに違いないから)
体はあざだらけ(痛いから)首を絞めて窒息死させる(苦しいから)といつもニュースに触れながら、
坊守は(〇〇)に書いた気持ちを考えてしまいます。(〇〇)の気持ちになったことがないのかな~
子供を虐待するぐらいなら、どこかに捨ててくれたり、誰かに相談して預けたりしたほうが良いのかもと、
声に出してしまいます。
加えて、ほとんどの虐待のニュースには、交際相手の男も逮捕!の記事があります。
心理学の先生が、母性愛よりも女性としての愛が強く出てしまうと、交際相手が離れていくことや
嫌われることが怖くなり、言いなりになってしまうケースが多いと話しをしていました。
先ほど書いた煩悩具足の凡夫の「煩悩」ついて、親鸞聖人のお言葉には、
「人間というものは煩悩がこの身に満ち満ちて、欲も多く、怒り、腹立ち、そねみ、ねたむ心、
多く、絶え間なく、死に臨むその時にいたるまで、止まらない、消えることがない、尽きることが無い」
とあります。
坊守もたくさんの煩悩があります。坊守日記を読んでいるご門徒の皆さまにはどんな煩悩がありますか?
早く茶話会をしながらお話ししてみたいです。