坊守日記(12月)【更新12月1日】
坊守日記(8月)
暑さとコロナ感染者の増加と、サル痘というウイルスも日本で見つかる・・気持ち
を不安にさせる話題ばかりです。外出も外食も緩和されてきたことにホッとしていた坊守の気持ちは
「夏休みにどこか近場に足を運んでみようかな?」なんて思っていました。
でも、政府が何も言わないからOK、イヤ違うでしょう。繰り返し繰り返し考えてしまいます。
7年前に「くも膜下出血」で病院に運ばれ、手術をし、入院をしました。
ひどい後遺症もなく今があります。
今があることに、とても感謝しています。だから、忘れずに!毎日、薬を飲む(血圧をさげる薬2錠)、
塩分をひかえ!大好きなお味噌汁はたまに。糖分をひかえ、大好きなビールは量を減らし(笑)
短気な坊守は、ちょっとしたことには、腹を立てないように「心、穏やかに」と、
自分に言い聞かせながら、血圧を上げないように生活しています。
だからこそ、コロナに負けるな!みなさまもくれぐれもご自愛ください。
あるご住職さまのお話し。
わたしの坊守は、3人の娘が幼い頃、亡くなりました。
葬儀も終わり、笑うことのない娘3人を見ているのはつらく悲しいので、
車に乗せ、買い物に行きました。車中での会話です。
三女 「お母さんは、どこにいったの?」
次女 「お浄土」
三女 「おじいちゃんがいるところ?」
次女 「そう」
三女 「でも、お母さんはおじいちゃんに、会ったことがないから見つけられるかなぁ、
会えるかなぁ」と心配をしたそうです。
長女 「大丈夫、おじいちゃんから挨拶に行くから」
三女 「お母さん、なんて自己紹介しているのかなぁ」
久しぶりに、みんなで笑ったそうです。
坊守さまは、娘さま3人にお浄土のお話をしていたことでしょう。
このお話を聞かせていただいて、坊守の母を思い出しました。母は、体調が悪くなり、
寝ていることが多くなり病院に行くと、お医者さまからは「腎臓病」だから
透析をすれば大丈夫です。と説明がありました。
なぜか透析を好まず、精神的に弱った母は、食事もしなくなり、話もしなくなり、
笑顔もなくなり、衰弱していくだけでした。
坊守と娘の奈月が病室から、お寺へ帰ろうとした時、
大きな声で「奈月、また会おうね」と言いました。
あの時は、明日、また会おうね!という意味に聞こえた坊守は、嬉しかったことです。
ご住職さまのお話しを聞き、坊守の母も「また、会えること」教えてくれていたことに気付きました。
ありがとうお母さん(⋈◍>◡<◍)。✧♡ 合掌