坊守日記(10月)【更新10月1日】
坊守日記(2月)
電気代の値上げは気になりますが、暖房を点けずにはいられません。
皆さまも体を一番に考えながら「節電」と上手に過ごしていただきたいです。
新しい年をお迎えして、1ヶ月が経ちます。坊守にとって「元旦会」で始まり、息子の「成人式」
第3土曜日の「新春ほのぼの法話会」「お寺ヨガ」・・・・とイベント行事が続きました。
そんな中、寺族は💦
坊守は、2日の朝、お風呂掃除では、いつも足を置く場所をなぜか変えたことに気づかず、
お風呂洗剤の泡で転びました。あ~慌てているからだ!と反省しました。
娘は2日の「ソフトテニス」の初打ちに参加して、コートで転び、手に擦り傷を作り、帰宅しました。
また、3日、住職はお寺に新年のご挨拶の接待後、昼間からのお酒が効いたのか?ホッとしたのか?
座っていた椅子から転げ落ちてしまうというハプニング。
それを見た坊守と娘は「厄払いに厄除け神社に、〇〇山〇〇寺にお参りにいかないと!」((笑))
新年早々、大怪我にはならなかったから幸いですが、少し気持ちを落ち着かせて過ごしなさい!と
忠告されたハプニングが今年のスタートでした。
そして、西願寺寺族の大恩人Sおじちゃんがお浄土に往生されました。
おじちゃんは、住職と坊守と長女が、久喜市に浄土真宗本願寺派の布教所を活動させていただいた
時からのご縁です。住職が地元の方と交流を持つには、得意な野球からと入部した野球チームで知り
合ったおじちゃんです。いつも住職を「にし」と呼び、可愛がっていただいていました。
何気なく西願寺を気にしていただき、何気なく子ども達の成長を一緒に見てくれるおじちゃんが、
亡くなられた連絡をいただき、「嘘だ~」「なんで」「え~」と絶句してしまいました。
直ぐにおじちゃんに逢いに行きましたが、おじちゃんの声を聞くことはできませんでした。
いつもジーパンを履いて、実年齢よりも若く見えるおじちゃん。
「にし、元気か?」と、住職に逢いに来てくださった優しいおじちゃんでした。
おじちゃんのお顔を見ながら、ふとした時にお顔を見せてくださるおじちゃんの当たり前の姿が、
とても大切だったことに感謝することしかできませんでした。
「またひとつ お浄土に 蓮の花が開きました」
このお言葉は、新春ほのぼの法話会で増井信行師(深谷市・願誓寺住職)にご紹介していただいた
お言葉です。人間世界の生命を終えるということは、お浄土に生まれ仏さまになられるのです。
合 掌