坊守日記(10月)【更新10月1日】

2023年04月01日(土)  14:57

坊守日記(4月)

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 なぜか毎年、桜が咲き始めると寒が戻り、暖房の復活、また、今年は雨の日も多くなり「桜雨(さくらあめ)」

という言葉がぴったりです。広辞苑には、桜雨とは、桜の花咲く頃の雨の意味になっています。

 西願寺白岡墓苑(白岡市)の「春の彼岸法要」に参拝してくださったYさまから「毎日、お墓参りに来ています」

とお話しを聞きました。坊守が、お彼岸前にお掃除に行ったときに「Y家のお墓の刻まれた字に砂がないことに

気がつき、お墓参りに来たばかりかな~」と考えたことを思い出しました。綺麗だった理由がわかりました。

 「毎日、お墓参りに来ています」と話しをしたり、文にしたりすることは簡単ですが、

2月に建立・納骨法要をされてから、片道、車で20~30分。お彼岸にかけては、寒い日もありました。

白岡墓苑は風が吹き抜けることが多く、北風にあおられたのでは・・と色々な状況を考えただけで

「Yさま、凄い!」と、頭が下がりました。

 また、「お墓参りをして気がついたことがありましたら、教えてください」と頼みましたら、

後日、「当たり前と思っていたことが、当たり前ではないことに気がつきました」と、

また、「亡くなられたお父さん(ご主人)のおかげです」とも、お話ししてくださいました。

 偶然、前日のお寺ヨガで住職からいただいたご法話にも

WBCで優勝した日本の選手がインタビューで話した言葉は「優勝するのは当たり前」ではなく「〇〇のおかげで」

「〇〇の応援のおかげで」・・・と、感謝をする気持ち「ありがとうございます」と、自分ひとりではなく、

選手たちだけでもなく、優勝したのではないことを聞かせていただきました。

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 そして、娘の結婚をご報告を西願寺だより「響流」させていただいておりますが、新郎側のご親族が、

浄土真宗本願寺派「築地本願寺」で挙式をすることに、まずは理解をしていただけなかったら、

実現することはありませんでした。本当に理解していただいたことに感謝しています。

 新郎のお母さまからは、お寺での結婚式に参列するのは初めてですので、不手際があるかも・・と、

ご連絡をいただきました。きっと、ご両親が「代表焼香」を心配されていること、重々、感じました。

 新郎新婦が本堂の赤い毛氈を歩いてくると、蓮の花びらの形をした綺麗な色紙がたくさん天井から降ってくる

シーンは、とても、感動の仏前結婚式でした。お寺で拍手のできる「法要」は、素敵でした。皆さまのおかげです。 

 最後に帰省している息子が、昼ご飯を考えずに食べれることを、「あ~幸せだな~南無阿弥陀仏」

一人暮らしが役に立っていると思う坊守でした(笑)