坊守日記(12月)【更新12月1日】
坊守日記(7月)
きゃ~今年も6カ月が終わります。あれもしたい、これもしたい、
あれもしなくては、これもしなくてはと考えているだけで、あっという間に月日が
経ってしまいました。
調理師免許を取得したいと思い、始めたお仕事を、退職します。
6月号に書かせていただいた「複視」の病名がやっと判明したからです。
病名は「フッシャー症候群」血液の中にウイルスが入ってしまう病気です。
自然治療で、6カ月ぐらいまでには完治するそうです。なので、今年中には治るのかなぁと考え、
気を長く持ちながら生活させていただきます。
出だしに書いたように、きっと、6カ月はあっという間に経ってしまうのだからと言い聞かせる
坊守がいます。
6月の西願寺掲示板のことばは、
何のために生まれて
何をして生きるのか
答えられないなんて
そんなの嫌だ
です。掲示板の言葉を読み、アンパンマンは子ども向けの漫画なのに、難しい歌詞だったことに驚きました。
子ども達と歌っている時は、感じることはなかったはずなのに「文字」にして読むと
答えられない坊守がいました。
何で生まれたか?なら、父と母が結婚したから!と答えます。しかし、何のために生まれてきたのか?
難しい質問です。
なんと偶然にも先日、鎌倉の成福寺で、ご聴聞した時に答えを教えてくださった先生がいたのです。
「私たちは仏さまになる為に生まれてきたのですよ」
浄土真宗のみ教えを聞いていれば、答えられたはずなのに、まだまだ未熟な坊守でした。
なら、何をして生きるのか?坊守とし浄土真宗のみ教えを聞いていただけるような「場」を作り、
ご門徒の皆さまとこの坊守がご一緒に聞かせていただけるような「場」作りを、試行錯誤しながら生きたいです。
先日(6月21日)に開催された「しゃべり場」では、ランチをしながら、
住職を囲みながらのおしゃべりをする、とても雰囲気の良い会になりました。
ほのぼの法話会後の「茶話会」とはまた違う、人数が限られていて(4~5人ぐらい)、
食事をしているのが「お寺」なのと、住職(お坊さん)がいるという小さな会です。
坊守は皆さまに、迷惑をおかけしながら、答えて生きたいと思います。
アンパンマンに嫌われないように((笑))