坊守日記(11月)【更新11月2日】
坊守日記(7月)
こんにちは。昨日はムシムシと暑く、エアコンをつけましたが、今日は朝から雨が降っているので、
肌寒い感じです。坊守日記を書く中、本堂では「お寺ヨガ」が開催されています。
ミエコ先生が「ご自分の体に向けて・・・頑張っている肩の力を抜いて・・吸って、吐いて・・」事務所から、
聞いているだけで、身体の力が抜けていく感じがします。
お寺にお参りするご門徒さまが、毎日、落ち着かない気候に、頭痛や神経痛などに悩まれているお話をされます。
ミエコ先生の言葉をお借りすると「どうか、いい加減ではなく、好い加減で過ごすことが大切です」
どうか、ご自愛しながら、頑張らずに暑さ本番の7月をお過ごしください。
今年は、西願寺は開設30周年を迎えると同時に「さいがんじ寺友クラブ」も発足15周年を迎えることになる
節目の年であります。西願寺の15周年を迎える年に、さいがんじ寺友クラブは石橋前会長のもと発足し、記念法要
記念講演会・記念祝賀会を開催する運びになりました。
当時42歳だった住職が振り返り「若かったからか、後先考えずに突っ走しっていられた」と話をしていました。
(髪の毛もふさふさだったしな~ (笑))
坊守も心の中で「そうだ、そうだ」と大きくうなずいてしまいました
(髪の毛も (笑))
住職とご縁をいただき、お寺を住職と一緒に開設するなんて夢にも考えたことはありませんでした。また、開設
したら、どんどんお寺は大きく成長していくものだと簡単に信じ考えていたら、いろいろな規則に沿って「お寺」
を作りながら、進まなくてはいけないことを知り、大きな壁に何回も当たりながらここまできました。
それが年を重ねることで、大きな壁に当たりたくなるのか?その壁を突破する勢いがなくなるのか?学んでしまう
と神経質になってしまうのか?住職と同じ気持ち「若かったら」の一言で終わってしまうことがあります。
先日「さいがんじ寺友クラブ」の総会の司会を務めてくださった沖田さまのご挨拶に
「15年、たぶん全会、総会の司会を務めてきました。」
その時に坊守は思いました。30周年が迎えられるのは、きっと、西願寺のご門徒さまのおかげなんだ!
住職と坊守だけでは、何もできなかったことが「お力添え」してくださったご門徒さまが大勢いることに気がつき
ました。
若かさも理由のひとつですが、ご門徒の皆さまが、同じ土俵で踏ん張ってくれていたからこそ、いろいろなこと
に挑戦、走っていられたことだったのです。
ここからも、住職と踏ん張って次の時代に、繋がっていける西願寺を残していけるよう努めていきます。