坊守日記(11月)【更新11月2日】
坊守日記(5月)
昨日(4/24)は、曇りからの雨降りのお天気でしたので少し肌寒く感じました。
今日(4/25)は、朝から太陽の光が暑く「夏」かしら?と思うぐらいです。
1日1日、寒かったり暑かったりと、冬と夏の繰り返しです。「春」はどこにいったのでしょうか?
ご門徒の皆さま、住職に坊守も↔(この気温差には体がついていかないふたりがいます)
くれぐれもご自愛しながら過ごさせていただきましょう。
先日、「リメンバー・ミー(Remember・Me)」というディズ二―映画を視聴しました。
【あらすじ】笑いあり冒険ありの、心に響く家族の物語。
ギターの天才少年ミゲル。ある日、彼はガイコツたちが楽しく暮らす、カラフルで美しい死者の国に
迷い込んでしまう。日の出までに帰らないと、ミゲルの体は消えて永遠に家族と別れることに…。
唯一の頼りは、陽気だけど孤独なガイコツのヘクター。だが、彼にも“生きている家族に忘れられると、
死者の国から存在が消える”という運命が…。絶体絶命のふたりと家族をつなぐ重要な鍵。
驚愕のラストに打ちのめされ、家族の強い絆に感動すること間違いありません。
大切な人を想うことの尊さと、丁寧に描かれたミゲルたちの家族愛が涙を誘います。
引用『ディズ二―プラス』より
死者の国が「お浄土」であると置き換えたならば、死者とわたしをつなぐものの大切さを鮮明に語ってくれています。
坊守の感想は、人はまず一人ではないこと(親がいて、祖父母がいて・・・)の再確認をしました。
そして、肉体的な「死」以外に、自分の中で覚えている故人への記憶を、語り継がれなくてはいけないという
大切さを学びました。
この頃は、コロナの影響で色々なことが省略可にされてしまう習慣があります。
お葬儀やご法事もその一つです。亡くなられた方を「供養」することだと思いがちなお葬儀やご法事。
家族、または親族で、そして、親しい方々と、故人を偲びつつ
おかげさまで何よりも仏さまとのご縁に合わせていただいてることに感謝をし、
「ありがとうございます」と共有できる仏縁をお取り次してください。と、伝えたくなる映画でした。
リメンバー・ミー「英語で わたしを忘れないで」