坊守日記(4月) 【更新4月2日】
新西願寺情報
坊守日記(11月)
朝晩は、急に気温が低い日が続いています。私は、厚い布団・毛布を出したり、
冬服を出したりと、慌ただしい日を過ごしています。皆さまはいかが、お過ごしでしょうか?
風邪やインフルエンザなどが流行する季節です。くれぐれもお体ご自愛下さい。
早、仮住まいの家に住み始めて、6か月以上が経ちました。
住み始めた時は、裸足で歩くこと!壁に手が触れること!お風呂にゆっくりつかること!・・・・
ができず困惑しすぎて、睡眠が浅い日が多く、不安でした。
しかし、現在は、住めば都(笑)。物音も気にならず、夜も爆睡してしまいます。
住職から「11月後半には引っ越しができるから」。坊守は心の中で「やっと慣れたのに~」と、
つぶやきながら、いえいえ、新しい「西願寺」に早く、引っ越しをしたい!です。ご門徒のみなさまが
「西願寺」にお参りしていただき、再会したい気持ちは、満々です。
でも、またの引っ越しは・・・優柔不断になってしまう坊守。気持ちは、相変わらずコロコロと変わります。
5月から、日曜日だけお休みの棟梁さん(大工さん)親子が、新西願寺の仕事、格天井・玄関に入った正面の
ニッチ・トイレの入り口・下駄箱などなどを、ひとつひとつ丁寧に手作りしてくださっていました。
暑い中での、大工さんのお仕事には、頭が下がりました。時間のある時には、3時のお茶菓子を差し入れに、現場に向かいました。
最初の内は、「ここにお茶菓子を置きます、よろしくお願いいたします」と、声をかけるだけでした。
しかし、日に日に、お互いに一言二言お話をするようになりました。
最後は、棟梁から、お嫁さんが息子のお弁当を作るから、「じいちゃんのも作ってや~」と頼んだら、断られてしま
いましたとまで、そして、「お嫁さんのお弁当が食べたいのではなく、かーちゃんが朝の5時に起きて作るのが大変な年
になってきたからだよ!」と、本音と奥さまを思う気持ちまで、お話をするようにもなりました。
わたしもつい子供たちの愚痴をこぼすと 「奥さんがそうに育てたんだろー」と、東北なまりで、返してくれる棟梁との
会話はとても楽しかったです。
そして、先日10月24日(土)に工事が完了したので、お顔を見ることはありません。
とても、淋しい気持ちでいっぱいです。今思うと厳しさの中に優しさのある昔ながらの「大工さん」でした。
新しい西願寺は、多くの工事に多くの方々が、係わっていただきながら残す1か月で完成します。
この大切な「ご縁」を忘れずに、新たな西願寺をお迎えしたいです。 合 掌
坊守日記(10月)
厳しい暑さがつづいていたはずなのに、お彼岸を境に急に涼しくなり、わがままな坊守は、「えー寒い」。
暑い暑いと、文句ばかり言っていたのに、涼しくなれば、ひとりぶつぶつと小言を。
坊守は「煩悩具足の凡夫(ぼんのうぐそくのぼんぶ)」=心身を悩ますものを、捨て切れない愚かなひとでした。
コロナが収束しない中、冬の到来です。インフルエンザの予防接種をしていただいたり、みなさまがお元気にお過ごしできるように願うばかりです。
先日、わたしの携帯電話のLINE(ライン)に、このような広告があらわれました。
「1966年7月生まれ、あなたの運勢は、10月から大きく変わる」
きゃ~何で?わたしの生年月日を知っているのでしょう。心の中は、怖さと誰かに見られているのではないか?と不安になりました。
そして、10月にわたしの運勢がどんな風に変わるのか!なんて考えながら「占う」というボタンを「ポッチ」と押してしまうところで、
美しき西方浄土
阿弥陀如来の西方浄土が、清らかな蓮華が咲き、うるわしくかざられた、さとりのお浄土として説かれている。
親鸞聖人は、安楽浄土のさまざまなありさまを、
法蔵願力(ほうぞうがんりき)のなせるなり
美しい浄土のありさまは、「迷いの凡夫を我が国に生まれさせ、必ずさとりに導きたい」という阿弥陀如来の願いに力によってできあがる。
凡夫は、さとりの世界に背を向け、迷いの世界にあり続けている。阿弥陀如来はそれを哀れみ、悟りの内容を凡夫に応じて示される。
凡夫は、坊守でした。「占う」を押して、占ってもらうのも良しです。凡夫のわたしは、わたしに都合の良いことが携帯の画面に表示されたら、
運勢が開かれる!と思い生活は楽しくなることでしょう。しかし、都合の悪いことが表示されたら、気持ちは不安になることでしょう。
ここからが、作戦です。あなたが、幸せになるためには
「〇〇をお買い求めて、身に着けて下さい」
「〇〇を買い求めて、西の方角においてください」と、「ポッチ」と押して〇〇を買い求めてしまいそうな坊守。
心がふらついてしまう広告。まだまだ、ご聴聞の足りない坊守がいました(笑)
お寺に足を運び、ご聴聞できない今だからこそ「本願寺新報」「築地本願寺新報」を拝読しながら、そして、動画発信などを利用して迷わない心を養いたいと思います。
合 掌