坊守日記(11月)【更新11月2日】
除夜の鐘/元旦会
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■12月31日(大晦日)16時30分より18時まで
西願寺本堂
令和3年最後の勤行(讃仏偈)をおこない、
鐘は、参拝順に勤行後から18時まで撞くことができます
鐘には南無阿弥陀仏の名号が刻まれています。
今年の私を振り返り、来年の私の歩みを考える、
鐘の音がその助けになれたらと思います。
先着30人までお配りいたします。
■1月1日(元旦)10時より
西願寺本堂
元旦会は、新年を祝うと同時に、
今年もお念仏と共に日々をおくらせていただく誓いを
新たにする法要です。
本堂にて①正信偈のお勤め
②住職年頭挨拶、
③御流盃の儀
参詣者の皆様と一緒に頂きます。
を執り行ないます。
御流盃の儀で使用した盃(下がり藤紋入り)は
記念品としてお持ち帰りいただきます。
坊守日記(12月)
「冬」という季節を迎える時期になってきました。
先ほどのニュースでは、群馬県水上温泉付近は、雪で真っ白な風景になっていました。
とても寒そうです。お寺のベランダにも北風が吹き、洗濯物が揺られています。
残す1ヶ月で終わる平成3年、コロナが落ち着いている「今」を少しだけできなかったことに
時間を使えたら(外食・お買い物・ドライブ・・・)と考えて坊守がいます。
住職が築地本願寺にお勤めをしていた時の同期である
鎌倉組成福寺の副住職・太田俊英先生が11月21日の16時05分に、
59歳で往生浄土の素懐をお遂げになられました。
太田先生のご家族とは、大の仲良し。寺族・子ども達の年齢が同じこともあり、
築地本願寺をやめてからも、いっぱい遊ぶことがありました。
成福寺の坊守さんから、今年3月に「すい臓がん」とお医者さんからお話しが・・と、
連絡をいただき、直ぐにお見舞いに駆けつけてから、8ヶ月。
新しい西願寺にもお参りがしたいと話し、有言実行してくださいました。
10月になると、体力・食欲も落ちてきた先生に、そして、寺族に会いに
何度も足を運びました。帰宅する時には、「先生!またね~」と言い、別れをしてきました。
実は心の中で、次回があるのか?元気になっていくのか?・・・
いろいろなことを考える坊守がいました。だからこそ、またね!=『また、お浄土で会おうね』
と先生にご挨拶をして帰宅していた坊守がいました。
そして、先生が亡くなられてすぐに、息子・俊輝くんから、
お見舞いに来てくださったお坊さんが、お父さんに一言『また、お浄土でお会いしましょう』
と声をかけたら、泣きながら笑顔だったと、お話しを聞きました。
そのお坊さんは、埼玉県戸田市正善寺の熊原先生。流石だなーと、感激をしました。
坊守は、心の中では思っていても、声に出して言うことができませんでした。
後悔をしています。
お顔を見てお話しをすることができなくなったことは、とても寂しくてなりません。
けれども、浄土真宗の考えかたは、生きているときに阿弥陀さまの願いを聞き、
お念仏申す人は、この世のいのちが終わると阿弥陀さまの国に生まれて、仏さまになります。
また、会える世界があるのです。と、ご聴聞させていただいています。 合 掌
最近の坊守日記 『〇輝』くん繋がり
10月15日に、京都・西本願寺で「得度式」を無事に終え僧侶になられた、
鎌倉組・成福寺の『太田俊輝』くんは、先日11月1・2日に厳修された「報恩講法要」にご導師として、
立派にお勤めをされました。
成福寺さまの「報恩講」では、雅楽の音色が聞くことのできる貴重な法要です。
住職と一緒にお参りさせていただきました。
笑顔が素敵な「俊輝」くん
素敵な境内
西願寺のある久喜市から
★メンズグループ 「 君にとどけ。」(紫担当)
★舞台俳優
の『襟川大輝』くんが、活躍中です。
「襟川大輝」くんの活躍を、住職が応援するために、西願寺の掲示板に西願寺の「報恩講」のご案内と一緒に
アピールするためのポスター作成、掲示をしました。
なんと、11月7日(日曜日)に、「大輝」くんが、西願寺にお参りに来てくれました。
低音の素敵な「大輝」くん
20代前半の俊輝くんと大輝くんの「輝」は、かがやく。かがやかしい。という意味があります。
とても、若いふたりが、輝いて見えました(羨ましい⤴😊)
ふたりに出逢えたことを、住職と坊守はとても嬉しく感じています。
西願寺と縁あって繋がるおふたりを、西願寺は応援しています。
坊守日記(11月)
空が澄み清々しい秋を感じる10月10日、「西願寺本堂庫裏落成慶讃法要並びに
親鸞聖人御誕生850年・立教開宗800年慶讃お待ち受け法要」を、来賓のご臨
席のもと、約60名の僧侶・門信徒の皆様にご参拝いただき、お勤めさせていただきました。
●14:30 記念撮影
法要にご参加いただきました全員で記念写真の撮影。
今年一番の笑顔でハイ!チーズ📷 バッチリです!!
●15:00 達書伝達
浄土真宗本願寺派総長からの本堂落慶への「お祝いのことば」、
親鸞聖人御誕生850年・立教開宗800年慶讃お待ち受け法要にさいしてのご挨拶を
東京教区教務所長・尾井貴童様よりご披露いただきました。
●15:15 西願寺本堂庫裏落成慶讃法要並びに
親鸞聖人御誕生850年
立教開宗800年慶讃お待ち受け法要
この度の法要を記念して製作した「喚鐘(かんしょう)」【行事鐘ともいう】を撞いて、
法要の開始を合図し、西願寺住職・西顕真が導師を務め、清浄寺様・担景寺様・浄源寺様
福浄寺様に結衆としてご出勤いただき、慶讃法要をお勤めしました。堂内にはお念仏の声が
響き渡り、「正信偈(草譜)和讃六首引きを参拝者全員でお勤めさせていただいたこと、
無上の喜びと感激の法要でした。
●16:00 記念法話
福井教区大野組應行寺住職・荻野至師より記念法話がありました。
阿弥陀さまのご本願(無条件の救い)を、わかりやすく、笑いを交えお話しくださいました。
多くの参拝者と、コロナ感染症感染防止を鑑み、本堂正面の外に参拝者用テントと椅子を設けました。
外席の皆様も熱心にご聴聞くださいました。ご協力に感謝いた
●16:15 記念式典
東京教区教務所長・尾井貴童様、埼玉組長・石上光鏡様よりご祝辞をいただきました。
本堂庫裏建設にご尽力いただきました木村建築設計事務所・木村一敏様、菊池建設株式会社様、
株式会社若林佛具製作所様に住職より感謝状と記念品が授与されました。
門信徒を代表して門徒総代・本堂建設委員会委員長の山岸康之さんより、
「落慶法要が済みますと、西願寺の本格的な活動が始まります。
さらに皆様の力をいただき楽しい西願寺にして行きたいと思います。本日はご参拝有難うございました。
今後ともご協力をお願い申しあげます」とお礼の挨拶がありました。
最後は、住職・坊守・寺族3人が尊前より参拝者の皆様にお礼の挨拶がありました。
住職は「西願寺が開かれ28年。多くの門信徒・有縁の皆様に支えられ、
助けていただいたことに感謝申し上げます。その皆様のご尽力によって立派な本堂庫裏ができました。
これからも西願寺の寺門興隆とお念仏繁盛に努めてまいります」と感謝と決意の挨拶がありました。
真夏のように暑い日が続いていたのに、急に寒くなり、 真冬のように寒い日が突然のように現れ、
洋服に暖房器具にお布団に・・・と、アタフタしてしまう坊守がいました。
ご門徒の皆さまはいかがお過ごしでしょうか?こんな季節の変わり目が、一番体に負担をかけます。
ご自愛ください。
10月10日(日)、「西願寺本堂庫裏落成慶讃法要」が無事に終わり、ホッとしました!
20回以上の「建設委員会」の開催に、コロナ禍という大変な時期にも関わらず、
足を運んでいただいた10人の皆さま、
また、委員長の山岸さまには、数えきれないぐらい足を運んでいただきました。
ご挨拶では、委員長としての西願寺への思いが、いっぱい伝わってきました。とても、嬉しかったです。
そして、体調不良のため、ご欠席中の川崎さんへ。
「新本堂で、落慶法要を迎えることができました。いつも温かく西願寺を、そして、
住職と坊守をご指導していただいたことに深く感謝しています」
ご門徒の皆さま・建設委員会の皆さま
ありがとうございました
住職と坊守は、この10月に結婚をして30年目に入りました。
たくさんの壁にもぶつかりました。もしかしたら、まだ、ぶつかるかもしれません。
そんな時は、この坊守日記に書かせていただきます。
そして、西願寺がこの先も、皆さまからお育ていただけるお寺であることを願う坊守です。
西願寺にご門徒のみなさまが、気軽に足を運んでいただけるようなお寺にしていきます 合掌
ご一緒に得度式(西本願寺へ)
10月15日(金)に厳修される「得度式」に
成福寺さまのご子息が、向かうことになり
ご本山・西本願寺へ、住職と坊守で、
ご一緒させていただきました。
得度式の前には
「得度講習」
(1) 宗制の大意(2) 仏教の基礎知識
(3) 法式規範の基礎知識
(4) 勤式作法の基礎
「得度考査」
①筆記 ・宗制の大意 ・仏教の基礎知識
・法式規範の基礎知識
②実演 ・正信偈和讃 ・御文章
・被着法(黒衣・五条袈裟)
③口述 ・得度習礼及び得度式に臨む意思等について
合格したものは、「得度習礼」に臨むことができます。
今はコロナ禍のため、オンラインで「得度習礼」を受け、
晴れて、得度式に参拝、「釈俊輝」僧侶になることができました。
🌸おめでとうございます🌸
貴重な時間にご一緒できたこと、嬉しく感じています。
黄袈裟をいただき、浄土真宗本願寺派の僧侶になった姿は
とても立派でした。