坊守日記(5月)       【更新5月2日】

2023年04月06日(木)  10:40

花まつり(天上天下唯我独尊)

4月8日は、お釈迦さまのご誕生の日です。

お釈迦さまが、ご誕生された時、花々が咲き乱れ、天から甘露の雨が降り注いだと伝えられています。

下記の日程に、西願寺の本堂内、もしくは、本堂の外にご安置した、お釈迦さまの誕生仏に甘茶を

注いでください。お帰りの際には、花まつりのリーフレットと桜の飴をお持ち帰りください。

      14日(金) 10::00~15:00(お寺ヨガ 10:00~ ) 

      15日(土) 10::00~15:00(ほのぼの法話会 13:30~ ) 

       IMG_6217.jpg⇒ IMG_6216.jpg⇒ IMG_6218.jpg

  「👆天上👇天下唯我独尊 てんじょうてんげゆいがどくそん」

         お釈迦さまは、生まれてすぐに立ち上がり、七歩歩いて右手で天をさし

         左手で地をさして 「天上天下唯我独尊」とさけばれました。

         ご一緒にお釈迦さまのご誕生をお祝いしましょう

 

2023年04月01日(土)  14:57

坊守日記(4月)

486501534.JPG   IMG_6033.jpg

 

 なぜか毎年、桜が咲き始めると寒が戻り、暖房の復活、また、今年は雨の日も多くなり「桜雨(さくらあめ)」

という言葉がぴったりです。広辞苑には、桜雨とは、桜の花咲く頃の雨の意味になっています。

 西願寺白岡墓苑(白岡市)の「春の彼岸法要」に参拝してくださったYさまから「毎日、お墓参りに来ています」

とお話しを聞きました。坊守が、お彼岸前にお掃除に行ったときに「Y家のお墓の刻まれた字に砂がないことに

気がつき、お墓参りに来たばかりかな~」と考えたことを思い出しました。綺麗だった理由がわかりました。

 「毎日、お墓参りに来ています」と話しをしたり、文にしたりすることは簡単ですが、

2月に建立・納骨法要をされてから、片道、車で20~30分。お彼岸にかけては、寒い日もありました。

白岡墓苑は風が吹き抜けることが多く、北風にあおられたのでは・・と色々な状況を考えただけで

「Yさま、凄い!」と、頭が下がりました。

 また、「お墓参りをして気がついたことがありましたら、教えてください」と頼みましたら、

後日、「当たり前と思っていたことが、当たり前ではないことに気がつきました」と、

また、「亡くなられたお父さん(ご主人)のおかげです」とも、お話ししてくださいました。

 偶然、前日のお寺ヨガで住職からいただいたご法話にも

WBCで優勝した日本の選手がインタビューで話した言葉は「優勝するのは当たり前」ではなく「〇〇のおかげで」

「〇〇の応援のおかげで」・・・と、感謝をする気持ち「ありがとうございます」と、自分ひとりではなく、

選手たちだけでもなく、優勝したのではないことを聞かせていただきました。

  IMG_6032.jpg IMG_6036.jpg

 そして、娘の結婚をご報告を西願寺だより「響流」させていただいておりますが、新郎側のご親族が、

浄土真宗本願寺派「築地本願寺」で挙式をすることに、まずは理解をしていただけなかったら、

実現することはありませんでした。本当に理解していただいたことに感謝しています。

 新郎のお母さまからは、お寺での結婚式に参列するのは初めてですので、不手際があるかも・・と、

ご連絡をいただきました。きっと、ご両親が「代表焼香」を心配されていること、重々、感じました。

 新郎新婦が本堂の赤い毛氈を歩いてくると、蓮の花びらの形をした綺麗な色紙がたくさん天井から降ってくる

シーンは、とても、感動の仏前結婚式でした。お寺で拍手のできる「法要」は、素敵でした。皆さまのおかげです。 

 最後に帰省している息子が、昼ご飯を考えずに食べれることを、「あ~幸せだな~南無阿弥陀仏」

一人暮らしが役に立っていると思う坊守でした(笑)

 

2023年03月18日(土)  09:07

春季彼岸会法要のご案内

■3月18日(土)

 13時30分より 

■西願寺本堂

■講師:大江和正師 (王子布教所専従員)

■講題:「往生浄土の道」

法要後には、ご参拝いただいた皆さまと「茶話会」をおこないます。

「くずもち」をご用意させていただいています。

くつろぎながら、心のふれあう時間をお過ごしください。

初めての方も大歓迎です。

☔☔☔降る中、寒さも感じるご参拝になります。

暖かくして、足元に気をつけてお参り下さい。

ご参拝いただいた方には、恒例のお花のプレゼントがございます。

2023年03月04日(土)  08:09

坊守日記

kanako.jpg今日は、強風が吹いています。

建替前の西願寺だったら「がたがた、ぴゅうぴゅう」と音がしたことを、

作成6.jpg懐かしく感じてしまう1日になりました。

少しずつ「春」を感じる季節ですが、油断は禁物です。

旧西願寺の写真は、桜が咲き始めた時に雪が降ったものです。

どうか、寒暖差に気をつけてお過ごし下さい。

コロナも落ち着き始め、外出をする方、外食をする方、旅行に行かれる方が増えている中、

とうとう、3月13日からは、マスク着用も個人の判断に委ねるように変わります。

「やったー!」と、一言で喜ぶことはできそうにはありません。

2月の法話会後の茶話会では、こんなお話やご意見も

・口紅を塗らないで、外出することができ、手抜きをしていたので、今さら面倒だわ~

・口元にしわが増えたから、恥ずかしい!

・ひげを剃らずに外出できたからな~

皆さま、マスクの下の口元のお手入れが気になるようでした。

また、ある方は、3年間、毎日、着用したマスクを外すことは「パンツを脱いで歩いてください」と、

言われているようで、なんだか恥ずかしいわ~と笑いながら、慣れるまで時間が必要だと、お話ししました。

個人の判断という言葉も、難しく感じる方も、多くいらっしゃいます。坊守も皆さまと同じ気持ちです。

しかし、マスクを着用せずに、皆さまのお顔を拝見しながらお話しできることは嬉しいです。

3年以上マスクを着用したことは、3・4歳になる子ども達にとっては、笑顔、怒り顔、悲しい顔、喜びの顔・・

多くの表情を失ってしまいつつあるそうです。無表情な子ども達が増えてしまうことがないように要所ごとに、

マスク着用のことを考えながら過ごしていきたいと思います。

ポスター.jpg☚お寺の玄関を入ると壁に貼られているポスターです。

見出しは

    西願寺住職 西 顕真はお寺デビューを応援しています。

法話会後の茶話会・浄書の会後の茶話会を、コロナが落ち着いてきたので復活しました。

西願寺では色々な行事や企画をご案内しています。

ひとりでも多くの皆さまが、お寺にお参りしていただいたり、参加していただけたら、住職と共にうれしいです。

ポスターに書いたことを次に書かせていただきます。もし、わたしもデビューしてみようかな?と思ったら  

          ☏0480-24-1555 ください。

●お寺の行事

      IMG_9330.jpg

  ①元旦会(がんたんえ) 

  ②春と秋の彼岸会(ひがんえ)

  ③花まつり

  ④降誕会(ごうたんえ)

  ⑤お盆会(おぼんえ)

  ⑥報恩講(ほうおんこう)

  ⑦除夜会(じょやえ)

●ほのぼの法話会

  毎月第3土曜日(8月・11月を除く)

  13:30~

  法話会終了後には、茶話会があります。

●さいがんじ寺友クラブ

  年会費 3,600円

①毎月「響流」の発送

②ほのぼのカレンダー発送

  ③親睦旅行会

  ④築地本願寺参拝

  ⑤浄書の会

  ⑥新年会

●西願寺サロン 

  趣味を活かしていただける時間

●しゃべくり場(新企画!)

  住職とランチをしながら、お話ししましょう。

詳細は、新聞「響流」でお知らせします。

●浄書の(写経)会 令和5年度(申込必要)

【日 程】月に1回(8月はお休み)

(日程は新聞「響流」・ホームページを確認)

【会 費】1200円/1年

     (寺友クラブ会員は無料)

【参加費】100円/1回

【持参するもの】筆ペン、もしくは書道の道具

テキスト・半紙は用意あり(実費)

●お寺ヨガ 令和5年度(年間/予約制)

【日 程】毎月 ①第2金曜日 10:00~

        ②第4金曜日 10:00~

        ③第4日曜日  8:00~

【参加費】1000円/1回

【持参するもの】ヨガマット(レンタル可)・タオル飲み物

西願寺にお参りしてみたら、参加してみたら、仏事の「知らなかったこと」「わからなかったこと」が、

解決したり、世間話や豆知識的なお話が楽しかったり、お悩み話しが共有できたり・・・と、

西願寺で素敵なご縁がつながっていきます。西願寺のテーマは「心の出遭い 今 ここに」です。

是非、お寺デビューをしてみてください。

お寺は、ありがたいことに、亡くなられた方が、「ご縁」を与えてくださった居場所です。

 

2023年02月01日(水)  15:10

坊守日記(2月)

      kanako.jpg今日の朝も気温は氷点下です。本当に寒い日が続いています。

    電気代の値上げは気になりますが、暖房を点けずにはいられません。

    皆さまも体を一番に考えながら「節電」と上手に過ごしていただきたいです。

  新しい年をお迎えして、1ヶ月が経ちます。坊守にとって「元旦会」で始まり、息子の「成人式」

 第3土曜日の「新春ほのぼの法話会」「お寺ヨガ」・・・・とイベント行事が続きました。

  そんな中、寺族は💦

  坊守は、2日の朝、お風呂掃除では、いつも足を置く場所をなぜか変えたことに気づかず、

 お風呂洗剤の泡で転びました。あ~慌てているからだ!と反省しました。

  娘は2日の「ソフトテニス」の初打ちに参加して、コートで転び、手に擦り傷を作り、帰宅しました。

  また、3日、住職はお寺に新年のご挨拶の接待後、昼間からのお酒が効いたのか?ホッとしたのか?

 座っていた椅子から転げ落ちてしまうというハプニング。

  それを見た坊守と娘は「厄払いに厄除け神社に、〇〇山〇〇寺にお参りにいかないと!」((笑))

  新年早々、大怪我にはならなかったから幸いですが、少し気持ちを落ち着かせて過ごしなさい!と

 忠告されたハプニングが今年のスタートでした。

  そして、西願寺寺族の大恩人Sおじちゃんがお浄土に往生されました。

  おじちゃんは、住職と坊守と長女が、久喜市に浄土真宗本願寺派の布教所を活動させていただいた

 時からのご縁です。住職が地元の方と交流を持つには、得意な野球からと入部した野球チームで知り

 合ったおじちゃんです。いつも住職を「にし」と呼び、可愛がっていただいていました。

 何気なく西願寺を気にしていただき、何気なく子ども達の成長を一緒に見てくれるおじちゃんが、

 亡くなられた連絡をいただき、「嘘だ~」「なんで」「え~」と絶句してしまいました。

  直ぐにおじちゃんに逢いに行きましたが、おじちゃんの声を聞くことはできませんでした。

 いつもジーパンを履いて、実年齢よりも若く見えるおじちゃん。

 「にし、元気か?」と、住職に逢いに来てくださった優しいおじちゃんでした。

 おじちゃんのお顔を見ながら、ふとした時にお顔を見せてくださるおじちゃんの当たり前の姿が、

 とても大切だったことに感謝することしかできませんでした。

  「またひとつ お浄土に 蓮の花が開きました」

 このお言葉は、新春ほのぼの法話会で増井信行師(深谷市・願誓寺住職)にご紹介していただいた

 お言葉です。人間世界の生命を終えるということは、お浄土に生まれ仏さまになられるのです。

                                         合 掌

 

今日の予定