坊守日記(5月) 【更新5月2日】
花まつり(天上天下唯我独尊)
4月8日は、お釈迦さまのご誕生の日です。
お釈迦さまが、ご誕生された時、花々が咲き乱れ、天から甘露の雨が降り注いだと伝えられています。
下記の日程に、西願寺の本堂内、もしくは、本堂の外にご安置した、お釈迦さまの誕生仏に甘茶を
注いでください。お帰りの際には、花まつりのリーフレットと桜の飴をお持ち帰りください。
14日(金) 10::00~15:00(お寺ヨガ 10:00~ )
15日(土) 10::00~15:00(ほのぼの法話会 13:30~ )
「👆天上👇天下唯我独尊 てんじょうてんげゆいがどくそん」
お釈迦さまは、生まれてすぐに立ち上がり、七歩歩いて右手で天をさし
左手で地をさして 「天上天下唯我独尊」とさけばれました。
ご一緒にお釈迦さまのご誕生をお祝いしましょう
坊守日記(4月)
なぜか毎年、桜が咲き始めると寒が戻り、暖房の復活、また、今年は雨の日も多くなり「桜雨(さくらあめ)」
という言葉がぴったりです。広辞苑には、桜雨とは、桜の花咲く頃の雨の意味になっています。
西願寺白岡墓苑(白岡市)の「春の彼岸法要」に参拝してくださったYさまから「毎日、お墓参りに来ています」
とお話しを聞きました。坊守が、お彼岸前にお掃除に行ったときに「Y家のお墓の刻まれた字に砂がないことに
気がつき、お墓参りに来たばかりかな~」と考えたことを思い出しました。綺麗だった理由がわかりました。
「毎日、お墓参りに来ています」と話しをしたり、文にしたりすることは簡単ですが、
2月に建立・納骨法要をされてから、片道、車で20~30分。お彼岸にかけては、寒い日もありました。
白岡墓苑は風が吹き抜けることが多く、北風にあおられたのでは・・と色々な状況を考えただけで
「Yさま、凄い!」と、頭が下がりました。
また、「お墓参りをして気がついたことがありましたら、教えてください」と頼みましたら、
後日、「当たり前と思っていたことが、当たり前ではないことに気がつきました」と、
また、「亡くなられたお父さん(ご主人)のおかげです」とも、お話ししてくださいました。
偶然、前日のお寺ヨガで住職からいただいたご法話にも
WBCで優勝した日本の選手がインタビューで話した言葉は「優勝するのは当たり前」ではなく「〇〇のおかげで」
「〇〇の応援のおかげで」・・・と、感謝をする気持ち「ありがとうございます」と、自分ひとりではなく、
選手たちだけでもなく、優勝したのではないことを聞かせていただきました。
そして、娘の結婚をご報告を西願寺だより「響流」させていただいておりますが、新郎側のご親族が、
浄土真宗本願寺派「築地本願寺」で挙式をすることに、まずは理解をしていただけなかったら、
実現することはありませんでした。本当に理解していただいたことに感謝しています。
新郎のお母さまからは、お寺での結婚式に参列するのは初めてですので、不手際があるかも・・と、
ご連絡をいただきました。きっと、ご両親が「代表焼香」を心配されていること、重々、感じました。
新郎新婦が本堂の赤い毛氈を歩いてくると、蓮の花びらの形をした綺麗な色紙がたくさん天井から降ってくる
シーンは、とても、感動の仏前結婚式でした。お寺で拍手のできる「法要」は、素敵でした。皆さまのおかげです。
最後に帰省している息子が、昼ご飯を考えずに食べれることを、「あ~幸せだな~南無阿弥陀仏」
一人暮らしが役に立っていると思う坊守でした(笑)
春季彼岸会法要のご案内
■3月18日(土)
13時30分より
■西願寺本堂
■講師:大江和正師 (王子布教所専従員)
■講題:「往生浄土の道」
法要後には、ご参拝いただいた皆さまと「茶話会」をおこないます。
「くずもち」をご用意させていただいています。
くつろぎながら、心のふれあう時間をお過ごしください。
初めての方も大歓迎です。
☔☔☔降る中、寒さも感じるご参拝になります。
暖かくして、足元に気をつけてお参り下さい。
ご参拝いただいた方には、恒例のお花のプレゼントがございます。
坊守日記
建替前の西願寺だったら「がたがた、ぴゅうぴゅう」と音がしたことを、
少しずつ「春」を感じる季節ですが、油断は禁物です。
旧西願寺の写真は、桜が咲き始めた時に雪が降ったものです。
どうか、寒暖差に気をつけてお過ごし下さい。
コロナも落ち着き始め、外出をする方、外食をする方、旅行に行かれる方が増えている中、
とうとう、3月13日からは、マスク着用も個人の判断に委ねるように変わります。
「やったー!」と、一言で喜ぶことはできそうにはありません。
2月の法話会後の茶話会では、こんなお話やご意見も
・口紅を塗らないで、外出することができ、手抜きをしていたので、今さら面倒だわ~
・口元にしわが増えたから、恥ずかしい!
・ひげを剃らずに外出できたからな~
皆さま、マスクの下の口元のお手入れが気になるようでした。
また、ある方は、3年間、毎日、着用したマスクを外すことは「パンツを脱いで歩いてください」と、
言われているようで、なんだか恥ずかしいわ~と笑いながら、慣れるまで時間が必要だと、お話ししました。
個人の判断という言葉も、難しく感じる方も、多くいらっしゃいます。坊守も皆さまと同じ気持ちです。
しかし、マスクを着用せずに、皆さまのお顔を拝見しながらお話しできることは嬉しいです。
3年以上マスクを着用したことは、3・4歳になる子ども達にとっては、笑顔、怒り顔、悲しい顔、喜びの顔・・
多くの表情を失ってしまいつつあるそうです。無表情な子ども達が増えてしまうことがないように要所ごとに、
マスク着用のことを考えながら過ごしていきたいと思います。
見出しは
西願寺住職 西 顕真はお寺デビューを応援しています。
法話会後の茶話会・浄書の会後の茶話会を、コロナが落ち着いてきたので復活しました。
西願寺では色々な行事や企画をご案内しています。
ひとりでも多くの皆さまが、お寺にお参りしていただいたり、参加していただけたら、住職と共にうれしいです。
ポスターに書いたことを次に書かせていただきます。もし、わたしもデビューしてみようかな?と思ったら
☏0480-24-1555 ください。
●お寺の行事
①元旦会(がんたんえ)
②春と秋の彼岸会(ひがんえ)
③花まつり
④降誕会(ごうたんえ)
⑤お盆会(おぼんえ)
⑥報恩講(ほうおんこう)
⑦除夜会(じょやえ)
●ほのぼの法話会
毎月第3土曜日(8月・11月を除く)
13:30~
法話会終了後には、茶話会があります。
●さいがんじ寺友クラブ
年会費 3,600円
①毎月「響流」の発送
②ほのぼのカレンダー発送
③親睦旅行会
④築地本願寺参拝
⑤浄書の会
⑥新年会
●西願寺サロン
趣味を活かしていただける時間
●しゃべくり場(新企画!)
住職とランチをしながら、お話ししましょう。
詳細は、新聞「響流」でお知らせします。
●浄書の(写経)会 令和5年度(申込必要)
【日 程】月に1回(8月はお休み)
(日程は新聞「響流」・ホームページを確認)
【会 費】1200円/1年
(寺友クラブ会員は無料)
【参加費】100円/1回
【持参するもの】筆ペン、もしくは書道の道具
テキスト・半紙は用意あり(実費)
●お寺ヨガ 令和5年度(年間/予約制)
【日 程】毎月 ①第2金曜日 10:00~
②第4金曜日 10:00~
③第4日曜日 8:00~
【参加費】1000円/1回
【持参するもの】ヨガマット(レンタル可)・タオル飲み物
西願寺にお参りしてみたら、参加してみたら、仏事の「知らなかったこと」「わからなかったこと」が、
解決したり、世間話や豆知識的なお話が楽しかったり、お悩み話しが共有できたり・・・と、
西願寺で素敵なご縁がつながっていきます。西願寺のテーマは「心の出遭い 今 ここに」です。
是非、お寺デビューをしてみてください。
お寺は、ありがたいことに、亡くなられた方が、「ご縁」を与えてくださった居場所です。
坊守日記(2月)
電気代の値上げは気になりますが、暖房を点けずにはいられません。
皆さまも体を一番に考えながら「節電」と上手に過ごしていただきたいです。
新しい年をお迎えして、1ヶ月が経ちます。坊守にとって「元旦会」で始まり、息子の「成人式」
第3土曜日の「新春ほのぼの法話会」「お寺ヨガ」・・・・とイベント行事が続きました。
そんな中、寺族は💦
坊守は、2日の朝、お風呂掃除では、いつも足を置く場所をなぜか変えたことに気づかず、
お風呂洗剤の泡で転びました。あ~慌てているからだ!と反省しました。
娘は2日の「ソフトテニス」の初打ちに参加して、コートで転び、手に擦り傷を作り、帰宅しました。
また、3日、住職はお寺に新年のご挨拶の接待後、昼間からのお酒が効いたのか?ホッとしたのか?
座っていた椅子から転げ落ちてしまうというハプニング。
それを見た坊守と娘は「厄払いに厄除け神社に、〇〇山〇〇寺にお参りにいかないと!」((笑))
新年早々、大怪我にはならなかったから幸いですが、少し気持ちを落ち着かせて過ごしなさい!と
忠告されたハプニングが今年のスタートでした。
そして、西願寺寺族の大恩人Sおじちゃんがお浄土に往生されました。
おじちゃんは、住職と坊守と長女が、久喜市に浄土真宗本願寺派の布教所を活動させていただいた
時からのご縁です。住職が地元の方と交流を持つには、得意な野球からと入部した野球チームで知り
合ったおじちゃんです。いつも住職を「にし」と呼び、可愛がっていただいていました。
何気なく西願寺を気にしていただき、何気なく子ども達の成長を一緒に見てくれるおじちゃんが、
亡くなられた連絡をいただき、「嘘だ~」「なんで」「え~」と絶句してしまいました。
直ぐにおじちゃんに逢いに行きましたが、おじちゃんの声を聞くことはできませんでした。
いつもジーパンを履いて、実年齢よりも若く見えるおじちゃん。
「にし、元気か?」と、住職に逢いに来てくださった優しいおじちゃんでした。
おじちゃんのお顔を見ながら、ふとした時にお顔を見せてくださるおじちゃんの当たり前の姿が、
とても大切だったことに感謝することしかできませんでした。
「またひとつ お浄土に 蓮の花が開きました」
このお言葉は、新春ほのぼの法話会で増井信行師(深谷市・願誓寺住職)にご紹介していただいた
お言葉です。人間世界の生命を終えるということは、お浄土に生まれ仏さまになられるのです。
合 掌